羅生門 デジタル完全版 [DVD]

羅生門 デジタル完全版 [DVD]

羅生門 デジタル完全版 [DVD]

DVD
監督:黒澤明
出演:三船敏郎
出演:京マチ子
出演:志村喬
出演:森雅之
出演:千秋実
メーカー:角川映画
発売日:2010-07-23

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カスタマーレビュー

雨。

朽ちかけた壮大な羅生門に 容赦無く降り付ける豪雨。 
この映画を観る度 自分自身の汚れきった心の垢を この映画の豪雨が削ぎ落として行くような不思議な心地にとらわれる。
観る度に 心をニュートラルポジションに戻してくれる 強力な薬のような映画。
映画というカテゴリーを活かして 人間として最上級の仕事をやってのけた
黒澤と黒澤組には “凄い”としか形容する言葉が見当たりません。
こんな素晴らしい映画を創られた黒澤明と同じ日本人として生まれて来た事を 誇りに思わせてくれる 荘厳かつ芳醇な 世界遺産のような映画。
地球人必見。 

人間の本性をえぐった作品

黒澤明監督を世界の黒澤として知らしめたきっかけの作品。
1950年のヴェネツィア国際映画祭でグランプリを受賞した作品だ。当時の国内での評価は低かったそうだから、良くも悪くも国内と海外(たぶん欧米基準)では文化的な面での隔たりがあったのでしょうね。
国際的な評価を信じるか、国内の評価を信じるかは、観賞してからの判断です。
タイトルかわかるように原作は芥川龍之介の羅生門よりも、短編の藪の中という作品の内容を映画化したそうです。
ひとつの出来事なのに、関係者の証言はてんでばらばらで、第三者の目撃証言によると、それぞれが見苦しい振る舞いをしていたということだ。
つまり人間の立場や視点、希望などにより、まったく違う事実を語るという本性を鋭くえぐりだしている作品です。
最近は派手な映画ばかり取り沙汰されていますけど、邦画も洋画ももうすこし作品の本質的な部分で評価されるといいですね。

人間て…

何たる衝撃、何たる人間描写。ここまで人間の内面を描いた作品は他にありません
ある事件について三人三色の証言をする
誰も憎んじゃいない盗賊
妻を憎む夫
夫と盗賊を憎む妻
三人が自分の見栄のため、尊厳のために嘘をつく
そして真実を知る者…
少ないキャストで、こんなに素晴らしい映画が製作できるとは神業です
真相はまさに「藪の中」

デジタル完全版で初めて分かった本作の素晴らしさ、必見!

正直、今まで、この作品が海外で、どうして評価が高いか理解できませんでした。
中心となる森のシーンは、ほとんど真っ暗で何やってるか分からないし音声も、ほとんど聞き取れないので、意味不明なストーリーが、ますます分からず実験作なのは理解できても感動とは、程遠い印象でした。
が、このDVDを見て印象は180度変わりました。
兎に角画面が美しい。森のハイコントラストな光と影は印象派の絵の様で、その中の京マチコさんの美しさは絶品ですし、二人の男優も個性は真逆でも美しいです。そして衣装も凝ってます。
話の内容も表面的には全く異なりますが、人間性の本質は実は、どれも一緒です。
女性は、視点により悪女にも淑女にも成りますが、そのどちらも併せ持つ物だと黒澤は言いたいのではないでしょうか。
そして、男性は、そんな女性に振り回される哀れな存在だ。
こう考えると一見多面的なこの作品も一貫性のある物だと言えます。
そして、黒澤の、こうした人間感は、同時期発売の、本作制作の数十年後の「乱」でも変わりません。
それにしても、今回の復元が一番効果を挙げているのは、そうした複雑な女性を見事に演じ分けた京マチコさんです。復元で表情の微妙な違いもはっきり分かるように成った事で彼女の演技が一層引き立ちました。脱帽ものの演技力です。彼女は「乱」で末の方と楓の方に二分された人間性を一人で演じきりました。海外での絶賛も納得です。
ただ「乱」と「羅生門」の違いは最後ではっきりします。
この間の監督の人生観の変化が何か悲しい物に写ります。
兎に角、この復元は賞賛に値します。日本でも、アメリカの様に名作映画の復元が進む事を願います。
結論として、本DVDはマストバイと断言できます!!

字幕アリ

モノクロながら驚くほどに美しい映像で驚きました。
音声はやや聞き取りづらい部分もありますが、字幕付きなので安心です。

魂あるいは人間の精神

『羅生門』 DVD、1950年8月26日に公開された日本の映画。
60年前の作品がこれほど普遍性をもって心あるいは精神に訴えるものなのかと感動した。いつの世も利己的な者がいる、そしてそれが当たり前の世界なのかもしれない。他者との関係性の中でのみ生きられる人間の姿がその他者との係わりの中で描かれている。
特に印象深い場面は、森の中での武士の姿と林冠を通して差し込む光と影。あたかもそれが人の心を映し出しているのではないかと感じた。
全ての役者が完璧な演技を黒沢監督の指揮で演じているのだろう、いや黒沢監督によってそれぞれの人間の業を乗り移らされているのかもしれない。

この値段でこの画質!

ブルーレイ版が好評のようですが、こちらのDVDの画質の良さもかなりのものです。アメリカでのリマスター版ということですが、なかなかよい仕事をしてます。ブルーレイのほうは未見なのですが、そちらは値段の高さもあり、88分と黒澤映画としては短めなため購買意欲をそそられなかったのですが、このDVDは安価で画質も高くお勧めです。ちなみに字幕もついてます。

黒澤伝説はここから始まった

“羅生門”は今では日本文化・芸術を代表する作品の一つになってしまった、と言っても過言ではないと思います。 外国人のほうが日本人より鑑賞眼があるーなどど言う気は毛頭ありませんが、こと“羅生門”に関して言えば、“よく分からない映画”という評論が支配的だったという国内の状況より、国際映画祭の批評家たちの方が慧眼だったーと言えるのではないでしょうか。 世界人類が共通に抱えている問題を画期的な映像表現で描き出し、その世界的価値に日本人自身が気が付かなかったわけですから。
同じ事象でも、見る人によって感じ方、捉え方がまったく違うーという、言ってみれば20世紀後半のポストモダニズムを先取りしているわけですが、そんな小難しいことを言わずとも、人間の本質に切り込む先鋭的な内容をめくるめくような映像美でとらえたエンターテイメントとして現在でも通用すると思います。 実は私、アメリカの大学で“映画史”の授業を二度取った事があるのですが、いずれの場合も“羅生門”が上映された時の、学生たちの画面に食い入るような反応が忘れられません。 “国民の創生”とか、“戦艦ポチョムキン”や“市民ケーン”といった欧米の歴史的名作が上映された時とは、ディスカッションの場においてもみんなの熱の入りようがまるで違っていました。 それらの作品が映画史においては、技術的・理論的な革新をもたらしたのに過ぎないのに対して、“羅生門”のもつ、人間の心の闇に肉薄する答えのない問いかけーという内容は時代が変わっても古びることがないのだと思います。 基本的に、古いものーそれも昔の外国映画などにまったく興味の無いアメリカの一般の若者たちに引き起こしたあの反応は、この作品の持つ底知れぬ力を純粋に証明するに足るものではないでしょうか?

黒澤映画の入門編にどうぞ

誰が本当のことを言っているのかわからない、というフラストレーションを与え続け、果ては巫女を使って霊にまで証言させますが、やっぱり真実はわからない。そして、どうしようもなく疑い深く人間不信になったところで、最後には人を信じることの大切さを教えてくれる、温かい映画です。希望があります。
原作は『羅生門』ではなく、芥川龍之介の『薮の中』ですが、そこにも嘘が一つ?(笑)
白黒映画が苦手な人にこそ観てほしいです。黒澤明のモノクロ映画には、水墨画の如き小宇宙があります。
極限にまでムダを排することで、画面に奥深さを生み、すべてのシーンが絵になっています。美術・照明・カメラなど、どれをとってもすばらしい。 芸術です。
昔の映画は音割れが激しく見るのが辛かったのですが、この再発盤は字幕付きだそうです。しかも高画質となると買い替えるのもありかも知れません。

完璧な映画!ザ・映画!


僕ごときでは何も言うことありません…
ひたすら堪能させていただきました

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