劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]

劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]

劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]

DVD
監督:木村大作
出演:浅野忠信
出演:香川照之
出演:松田龍平
出演:仲村トオル
出演:宮崎あおい
メーカー:フジテレビジョン
発売日:2009-12-11

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カスタマーレビュー

誇り高き仲間たち

剱岳・立山連峰の大自然の映像は観る者を圧倒し、息を呑む美しさ。画面に吸い込まれてしまいそう。
これをCG・特撮なく撮り切ったというだけで十分鑑賞の価値はあるのかもしれません。
実際、「これどうやって撮影したのかな」とか「この撮影は過酷!役者もスタッフも凄いっ!」
などど思わされる場面の連続。そういう意味では、敬意をもって接したくなる作品です。
一方で、物語の展開よりも、撮影の舞台裏に意識が向いてしまう映画ってどうなのかな?・・・と思う部分も。
私個人は、登場する人々が織りなす人間ドラマから深い感銘を受けることに期待をしていました。
なので、そこにスポットを当てると、正直、描かれ方がやや淡白で、あまり深みを感じ取ることができず、
映像美のスゴサと比べると、鑑賞後の印象はあっさりとしたものでした。
そんなわけで、ここでの評価については悩みましたが、一方で高い評価があることは十分承知しつつも、
私個人の映画に期待する優先順位に基づいて率直に★★★にさせて頂きました。ご容赦。

日本映画史上に残る大失敗記念作

新田次郎のファンで、彼の作品はほとんど読みました。その中でも、『劒岳・点の記』は「最高峰」の作品です。しかも、ロケ現場として大好きな博物館「明治村」(愛知県犬山市)まで使われたとあっては、見にゆかないわけにはいきません。しかし、結果は・・・。「剱岳の頂上から滑落した気分」でした。確かに立山連峰の映像は素晴らしいし、暴風雨の中での撮影は生命の危険すらあったでしょう。「よくあれだけのものが撮れたな」という気持ちにさせられます。しかし、原作で描かれた「科学と宗教」「開化と伝統」などという二項対立、そしてそれを超越した主人公、柴崎芳太郎の神々しいまでの人間の姿は一切描かれず、測量隊と山岳会の単なる薄っぺらな「ヒューマニズム」のみが申し訳程度に述べられているだけ。新田次郎ファンとしては、「原作に対する冒涜」としか受け取れないものでした。本当は、星ゼロとしたいところです。「名カメラン必ずしも名監督ならず」という見本であるとともに、今後の日本映画史上に残る大失敗作としての「記念作」ですね。

力のこもった凡作

これほど「撮影に苦労した」ことばかりが喧伝された作品も珍しい。
果たして出来はどうだったか。
やはり、原作を超えるのは難しかったようだ。中身は平凡な映画。
この映画は完成した作品よりもメイキングビデオのほうが面白そうなので、観ようと思う。

誇り高き仲間たち

これはもうほとんどドキュメントのようです。
重い荷物を背負い山を登る姿は演技を超えています。
自らの任務を遂行しようと、ひたすら雪山の頂きを目指した不屈の男達。
雄大な自然の美しさ、そして最後は初登頂を競った相手もお互いを認め称え会う。
エンドロールの「仲間たち」の文字の下にスタッフ、キャストの名前が並んで続く。
苦行の日々のような撮影の現場だったそうです。
強い絆で皆が繋がっていたのですね。
誇り高き仲間たちに拍手です。

命懸けの風景映画ととるべきか。謙虚なアプローチにこそ微笑む大自然。

剣岳、日本の名峰の一つ。かつて地図を作るべくプロとしてこの山に挑んだ男達がいた。新田次郎原作なので、華麗さでなく、人間の真剣さを求める作品。撮影陣も現代装備で、(といっても人力なのは変わらないが)険しい山に挑んで映像作品として仕上げた。
自然と人間をみなおしていこうよ、というメッセージを秘めた、美しい風景映像、まさに命がけで撮影した文学映像として楽しみたい。
筋書きは、自然と人間の接点を時代時代にどうとっていくのか、という所だろうか。
雪の八甲田の怖さを甘くみた当時の軍上層部が、現場にどんな指示をしたのかも推測しつつ、仕事を淡々とこなす地図屋の現場。
それを現代に映画とした撮影陣もプロ。
日本の自然は壮大で美しく、そして時として牙を剥く。
甘くみてはいけない。ただ自分の足で、近づける範囲で楽しみたい。
なお、篤姫が庶民の妻を演じても、篤姫。そしてかわいい。

感動大作だが、感動の映画では無い…

皆さんが書いているように、映像はとても良い。だから環境ビデオの様に音を消して流せばいい。台詞が無い、ロングショットだけの風景だけのバージョンは出来ないのだろうか…音楽も、是非オリジナルが欲しかった。ビバルディでは眠くなるだけ。実際に映画館では寝てしまった。八甲田山の様な、胸にドンと来るような音楽とストーリーが欲しかった。八甲田山で一番好きなシーンは、「案内人殿に敬礼!」と言って、兵隊さんが若い女性に敬礼をするシーン。雄大で感動的な映像に、そんなピリッとしたエピソードが欲しかった。手旗信号はいかさない。
…といいつつ、DVDは買ってしまった。

撮影チーム、本当によく頑張った!

劔岳には2度登ったことがあるので、
本作品はある意味懐かしく見ることができた。
よくあの厳しい場所であれだけの撮影ができたと思う。
俳優だけでなく撮影チーム全員が、
雲上から直接照りつける太陽の光を浴びて真っ黒に日焼けしたと思うし、
容赦のない風の強さや雪の冷たさに心も体も震え上がったと思う。
そして、劔岳が持っている独特の神秘性に魅せられたかもしれないし、
何よりも、今よりも遥かに性能が劣る明治期の登山用品で
劔岳を制覇した当時の人々の熱い思いに感動したと思う。
ちなみに、測地のプロフェッショナルいわく
「測量に使う道具や実際の測地の方法はよく再現出来ているが
山頂からの手旗信号はいくらなんでも演出だね」とのこと(笑)
ま、あれは映画だけの演出なのでご愛嬌かと・・・

所詮カメラマン

他の評のとおり、映像は綺麗だが中身なし。
必要ない筋が幾つもあり、本筋には何もつながらない。
だからムダに時間が長い。
また剣岳へのルートがどうなってるのか、今どこにいるのか、図での必要な説明は一切なし。
音楽はがなり過ぎ。
アンマッチなビバルディやバッハなど、とにかく異常に大きな音で次から次へと入れまくる、景色も演技も台詞もぶち壊し。
効果的な音の使い方を知らないようだ。
結局、カメラマンはカメラマン。監督の才能はゼロ。
監督として未熟な木村大作の趣味を押し付けられる、身の程知らずなジコマン作品。
剣岳か木村大作が相当好きでないと観るのが苦痛。
環境DVDとして音無しで景色だけ再編集したほうがよい。

やっぱ「八甲田山」のカメラの方!期待どおり大作。

とにかく最近の作品は、時代劇に至るまで、安直にCGの使いすぎで辟易ぎみ。その真逆に位置するものです。淡々としたストーリーですが、間延びすることなく最後まで見飽きさせません。 …「官対民」がテーマのひとつですが、「突入せよ」(?)でしたか、あれを見た時を思い出し、またかよ…と。なぜお互いの良いところを見ようとしないのか。神聖なる山の前では、ちっぽけな問題ですが。…久しぶりに見応えのある邦画に出会えました。

目が点の記

黒澤明監督『用心棒』などで撮影助手(撮影監督ではない)をつとめた木村大作は、その後、岡本喜八や深作欣二らと組んで日本映画低迷期をささえたカメラマン。その木村が70歳になって初めて監督した映画が、この『剣岳 点の記』である。前人未到の剣岳初登頂をねらって陸軍陸地測量部と日本山岳会がしのぎをけずる新田次郎の原作を映画化している。
本作の撮影を“行”と呼んで、極力CGには頼らず、主演の浅野忠信をはじめ俳優陣たちにも厳しい“行”を課したという。しかし、その効果が本作の中でいかされていたかどうかははなはだ疑問である。似たようなシチュエーションのドイツ映画『アイガー北壁』とよく比較される本作ではあるが、優っていたのは剣岳登攀にいたる準備段階、長次郎(香川照之)に案内されて陸地測量部のリーダー・柴崎(浅野)が紅葉の美しい立山連峰をハイキングするシーンまでである。メイキング等で撮影の大変さをやたらとアピールしていたが、そういうことは過去のドイツ山岳映画などを一通り研究してから言ってほしいものだ。
蟹の横ばい・縦ばいと評される頂上直下の険しいルートにはいまや鎖が付いてハイカーでも登れる簡単な山になってしまっているせいか、肝心かなめの剣岳山頂アタック・シーンが(あろうことか)すっぱりカットされてしまっている。気の遠くなるようなロングショットで雪渓をトラバースする豆粒のような隊列をとらえるだけではやはり何か物足りない。『アイガー北壁』のようにザイルで宙吊りになるようなルートではないにしても、それなりの専門家の考証をつければもっと手に汗にぎる登攀シーンが撮れたはずなのだ。気持だけではリアリティの壁を超えることはできないいい証拠である。
「編集次第で映画はどうにでもなる」と(木村が師と仰ぐ)黒澤明は語っていたそうだが、本作においてはその編集の拙さがやたらと目についてしまう。猟銃で撃たれたクマが雪渓を滑落するシーンなど、アナログでピントを合わせる技術は大したものなのかもしれないが、本編のストーリーとは何ら関係ない単なる腕自慢ショットをわざわざ挿入する必要があっただろうか。映画のリズムを悪くするだけなのに・・・・・・余計なシーンをやたらと盛り込んだ割には、(いい絵がとれなかったのか)クライマックス・シーンは編集でカットしてしまう。カメラマン出身である映画監督の限界を感じる1本だ。

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