【東宝特撮Blu-rayセレクション】 連合艦隊<劇場公開版>

【東宝特撮Blu-rayセレクション】 連合艦隊<劇場公開版>

【東宝特撮Blu-rayセレクション】 連合艦隊<劇場公開版>

DVD
監督:松林宗恵
出演:小林桂樹
出演:永島敏行
出演:金田賢一
出演:古手川祐子
出演:中井貴一
メーカー:東宝
発売日:2009-11-20

商品詳細・現在価格
カスタマーレビュー

ラストの抑えた演出が秀逸

日本の戦争映画の中で私にとって最も印象深いセリフがこの作品にある。大和に生き恥をさらさせないために水上特攻させようと熱弁をふるう神大佐に小沢中将が「そんな浪花節は聞きたくない」と一喝するシーンがそれである。「男たちの大和」が全編これ浪花節の内容であったように、日本人は戦争という究極の政治形態を感情論だけですべて片づけてしまおうとする悪い癖がある。劇中の小沢中将のような考え方で戦争指導をしていたらもう少しまともな戦い方ができたのではないかと思う。ラスト、谷村新司の「群青」が静かに流れる中、無音で大和が爆枕し、それを中井貴一扮する特攻機パイロットが万感の思いを込めて見つめるシーンは東宝ならではの秀逸さと言える。沈んでいく大和に一礼して毅然として自らも特攻攻撃に向かうシーンは、この戦争で多くの人々を死なせてしまった無念さと残された者の怒りが、静かにしかし力を持って画面から滲み出して来るようだ。東映なら顔面が涙で崩れながら「おとうさーん」と大声で叫ぶシーンなのでしょうがね。「男たちの大和」を見た後にこの作品を見れば、VFXを除いてどちらが映画作品として優れているかは一目瞭然だろう。

これを超える「連合艦隊」映画未だ無し

と、個人的には思っています。
端的に云うと脚本と演技陣がとても良い。
「(三国同盟は)やむをえない」「やむをえないですむかっ!」
「真珠湾奇襲を我が信念とする」
「(大和特攻で)日本人の魂を」「そんな浪花節など聞きたくない!」
ラスト間際の鶴田浩二演じる司令長官が震えて眠る大和の乗組員一人一人をみて回るシーンも感動した。
過日逝去した森繁さんの演技も随所に光る。
特撮も今でも十分に迫力あるシーンの連続で、CGでは逆に難しいかもしれない雰囲気作りに成功している。
サントラも良く、谷村新司の「群青」のかかるラストシーンは涙を誘うというよりも何か深くて重い感慨を抱かせる。
ブルーレイとしての画質の良さは私の視聴環境のせいもあるかもしれないが、DVDより少しマシというくらいに感じた。ノイズが完全に消えたとは思えず、元の映画が古い分やむを得ない部分かもしれない。読み込み時間が若干かかるのは少しイライラしたが、この商品の致命的な欠点とは考えていない。
何度か見返したいと思っている。
特典映像は未使用の特撮シーンが興味深く視聴できました。

私たちの先人、戦没者の魂よ、永遠なれ!

高校一年の時に劇場で見て、魂が揺さぶられるほど感動しました。ラストシーンでは観客がみんな涙を流していました。あのような光景は、今までたくさん映画を見てきましたが、他にありません。人生で永遠に忘れることができない、最も素晴らしい映画です。
太平洋戦争を描いた映画の中の最高傑作であることは間違いないですし、戦艦大和を描いた映画としてもこれ以上が作品は作れないほど人間ドラマ、特撮ともに完成度が高いので、これからも永遠に子孫に語り継いで欲しい大作です。
思うに、あの戦争で尊い犠牲になった先人がいたから、今の平和があるんですね。ですが、軍部指導者への批判と戦没者への追悼が一緒くたにされてしまい、全部タブーで全否定されてしまっています。おかしいと思いませんか?
そういう戦没者たちがいたことを子供に語り継ぐことが認められない、そのことを話すと社会で右寄りに危ない人と思われる、戦争で亡くなった人に哀悼の意を捧げることを学校や家庭、市民、社会が否定する・・・要するに「おじいさん、おばあさんなど苦労した先人には感謝しないでいいから」という教え方ですよね。そういう社会や国では、親や祖父母、先生などに敬意を持たない子供に育つでしょうし、大人になっても礼儀や忍耐、根性がない、計算高くて利にさとい人間にしかならないでしょうね。
だから、あの300万人もの国民が亡くなったあの戦争の戦没者の犠牲を語り継ぐことは必要な教育の一つではなかったか、と実感しています。それを65年間、日教組やマスコミなどみんなが避けてきた訳でしょう。平和主義や人権思想で先人の犠牲など教育に必要な歴史まで全否定しすぎてしまったのではないかと。そういう歴史も伝えないと世界に出て通じる日本人を育てることはできないと思うんですね。
今の日本は、経済や技術力が衰退し、外交や防衛の弱体化、教育や人間力の低下、そして少子化や無縁社会の到来など、深刻な問題を内外に抱え苦しい状況に追い込まれています。
振り返って考えれば、あの戦争が終わった戦後から今日の社会や文化が始まりました。今こそ私たちがやるべきことは、タイガーマスク運動のような昭和の暖かい隣人愛、家族の絆の復興であり、そこから現代日本社会の原点である戦前戦後の歴史に立ち返って国づくり、社会づくりを考え直し、教育を見直して人づくりをやり直すことではないでしょうか?
この映画を見たら、太平洋戦争に散っていった戦没者の魂に敬意を表し、彼らの魂が安らかに眠ることを祈りましょう。
そして、彼らが死を覚悟して守ろうとした祖国日本の平和と繁栄を、私たち子孫が改めて自覚して受け継いでいきましょう。

太平洋戦線の海戦を真摯に描いた作品。

現代の認識では「大東亜戦争はハナからムチャだった」「日本は悪い国で申し訳なかった」という教育がされているが、本作を観ればその認識の誤りが分かる。思えば日露戦争だってムチャな戦いだったのだから。山本五十六の「1年なら十分に暴れてみせます」という有名な言葉があるが、太平洋戦線での敗北は、本作に描かれているように「海軍の官僚化」が原因だ。中国戦線を重視する陸軍も同じようなもので、日清・日露の頃の「大和魂」に高級軍人・政治家たちの私利私欲が入った結果、こういうことになった。真珠湾攻撃、ミッドウェイ、ガダルカナル、大和轟沈と、スペシャルなポイントは全て押さえていて分かりやすいのだが、松林監督の本意はそこになく、しょっちゅう意見の食い違う上層部への批判に視点が置かれている。家で待つ家族や婚約者といったバックボーンも、こんな指揮下に飛び込んでいく若者が可哀そうだ、という見方である。公開当時は「日本が右傾化しているからこんな作品が!」とあちこちで言われていた覚えがあるが、これだけ真摯に太平洋戦線を描いた作品は珍しく、逆に日本人の意識低下を再認識する結果になった。これをブルーレイで発売する意味というのも、停滞する日本に喝!を入れたかったのでは・・・。個人的にも戦争なぞ二度と御免だが、広島の平和公園にある「過ちは繰り返しませんから」という一文、この主語を「日本は」だと教えられている人はぜひ観て欲しい。主語は「世界は」であることが分かるはずだから。星は4つです。

高い次元で戦争と日本人を捉えた名画

 正しい歴史認識に基づいたとまでは云えませんが、感情論(これが日本人の特質)や一種の"ノリ"で出来上がった最近の戦争映画とは異なり、脚本が"生きて"いると思います。すなわち、『そんな浪花節は聴きたくない。』と小沢中将が檄をとばしたあの場面に代表される良識派と軍令部とのやり取りや、軍人達の家族のやり取りまでを含めた劇中の様々な人間模様の中には、昭和初期まで続いた"日本の良い文明"を遺した部分が沢山あり、当時の日本人の精神年齢の高さをキチンと表現しています。多くの優秀な日本人が運命を翻弄させられた戦争の断片をつぶさに捉え、後世に伝える意識がしっかり込められた作品です。レイテ作戦の栗田艦隊反転シーンについては、悪役のあの方の名演が何故か妙に光っていました。特撮技術は1980年以前の水準を念頭に置き慎重に評価しなくてはならず、間違ってもVFXと比べたりしてはいけません。財津一郎さん、長門裕之さん、森繁久彌さん達の演技を、これからの役者さん達にぜひ学んで頂きたいと思います。

遂に邦画の秀作が…

ブルーレイ版となりました!長く期待していたLD化は挫かれ、購入したVHS版を劣化するまで何度も観たおした日々。ノイズが増えていくのを涙をのんでこらえた日々をDVD化が救いの光を与えてくれた時は即買いしたこの作品。それがハイビジョンになる訳ですから買わない訳にいきません!海戦モノを造らせたら右に出る制作会社はない、と言われる東宝の超大作。高画質になる為にピアノ線などが見えたり模型が…などというのはご愛嬌じゃないですか?当時の技術では致し方ありません。それよりも、主力のレイテ突入を助ける囮艦隊を率いて空母と運命を共にしようとした小沢中将を演じる丹波哲郎や大和の伊東長官を演じる鶴田浩二の、身震いする演技力は観るものを釘付け!にする点に着目して欲しい。この東宝作品に対抗できるのは東映の二百三高地しかありません。と自分は思います。ですから、東映さん!早く廉価なブルーレイ版二百三高地を発売して!!

見習って欲しいものです。

戦争という時代を、日本人として知る為の
素晴らしい作品のひとつだと思います。
日本が、連合艦隊が、如何に戦い滅んで行ったか。。。
市井の2つの家族を背景にしながら、現代に生きる私たちへ
この戦争という時代はいかなる時代だったのか、明瞭に
語りかけてくれます。特撮技術、復元の戦艦大和も迫力!
昨今の映画は、本作の製作時より、予算・技術が
向上しているにも関わらず、本作には及ばないと思います。
史劇映画、かくあるべきの手本のひとつだと思います。
脚本的には「男たちの大和」とは比較にならない重厚感。
映像も、特撮ながら見応え十分な仕上がりです。むしろ
CGよりも臨場感抜群かも…。
「二〇三高知」「日本海大海戦」も、是非BD化して欲しい。

欲しい…

欲しいけど自分はまだブルーレイのプレーヤー持ってないのでプレーヤー買ってから買おうと思ってます。
劇場公開版て事はビデオ版と同じなわけですね。
DVD版は確かに修正されてました…
真珠湾攻撃のとこしか解説では修正の部分を書いてないですが実はビデオ版やテレビ放送版では最後の中井貴一が特攻隊として出撃飛行中のシーンで特攻隊なのに爆弾が装備されてなかったんですね。
DVD版では修正され、そのシーンではちゃんと爆弾が装備されてました。
劇場公開版ならそのシーンを注目して観てみるのも面白いかもしれません。

強烈な印象

小学校低学年から中学年の頃に終戦記念のテレビ放映で見たのだと記憶しています。81年はまだ4歳だったから…
それでも、幼かったので詳細な時代背景は理解していなかったけど、凄まじさは、今でも記憶に残っています。子供ながらテレビから目を離すことができなかったです。
私は広島県民なので、嫌というほど平和教育を受けて、たくさんの戦争映画を見てきましたが、34歳になった今でも、1、2をあらそう強烈な印象がある作品です。
昔は、毎年終戦記念日の頃にこういった作品が放映されましたが、最近はほとんど無いですね。
でも忘れてはいけないと思います。
是非見ていただいて、考えるきっかけにしていただきたいです。

大和を描いた映画では最高傑作!

特撮という部分では零戦を釣っているピアノ線が見えるとか、異様に零戦のカット時だけオモチャぽく映るとかありますが、この映画は人間愛、家族愛が主たる内容ですので全く気になりません!それは出演されている俳優さんを見れば一目瞭然!今考えると恐ろしいキャスト陣です。それぞれが主役級な方達なのに出過ぎず、消え失せることもなく見事な調和を果たしています。 特に最後の大和出港からの展開は圧巻です!日本という国を心底愛した人たちが織り成すサーガは涙モノです。 昨今国旗や国歌を否定する人たちは是非とも見てみたらいいと思います。自分たちが情けなくなることでしょうから。

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