夕凪の街 桜の国 [DVD]

夕凪の街 桜の国 [DVD]

夕凪の街 桜の国 [DVD]

DVD
監督:佐々部清
出演:田中麗奈
出演:藤村志保
出演:伊崎充則
出演:麻生久美子
出演:堺正章
メーカー:東北新社
発売日:2008-03-28

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カスタマーレビュー

夕凪の街 桜の国 [DVD]

広島に原爆が投下されてから13年後、原爆で父と妹を失った皆美は母とふたり暮らし。被爆者の彼女は恋愛も結婚もあきらめていたが、会社の同僚である打越から告白をされる。とまどう彼女を打越はやさしく包み込むが…。それから半世紀後、親戚へ養子に出されていた皆美の弟の旭は中年になっていた。彼は家族に黙って広島へと旅立つ。父親の謎の行動を心配した 娘の七波は、父のあとをこっそりつけていく。そして広島で彼女はいままで語られなかった自分の家族のことを知ることになる。<br> こうの史代の同名名作漫画を『半落ち』の佐々部清監督が映画化。原作漫画の世界を大切に慈しみながら描きつつも、『桜の国』の七波のエピソードに回想シーンを折り込むなど独自の演出法で、原爆がひとつの家庭に起こした悲劇を綴っていく。前半の皆美の悲しい運命には胸がつめつけられ涙が止まらないほどだが(麻生久美子好演)、その感動を受けて展開していく後半の七波の物語は、演じる田中麗奈のサッパリとした個性が際立つ。何も知らなかった彼女が父と母の出会いを知り、封印していた母親の死の真実を知る。七波の心の旅が、そのまま観客の『夕凪の街 桜の国』の旅となり、感動がじんわりと心にしみこんでいく。戦争、原爆、核というと堅いが、それを自然に考えさせられる、こんな悲劇を繰り返してはいけないと切実に思わせる傑作だ。 (斎藤香)

「反核」をこれ以上訴える作品があるだろうか?

とりあえず出てくる感想は
「すごい」
の一言である。
賞賛以外でてこない。
原作のマンガが非常に独特の雰囲気を持った作品で
好きな作品であるが故に
映画化されていたのはもちろん知っていたが
なかなか見る気にならなかった作品であった。
が、今は劇場へ見に行かなかったのを後悔している。
「反戦」をテーマにした映画は世界各国でいろいろと作られているが、「反核」を訴えるのはやはり日本からでないといけないと非常に強く感じた作品である。
物語が、終戦から13年たった広島から始まるということで直接的な、「惨状」が描かれることはほとんど無いが、逆にそれが「核」の恐ろしさを強く感じさせる事になっている。
原作のマンガが短編であるため、内容的に削ることはまったく無く、逆に構成を変え、膨らませている。
ただ前述した「独特の雰囲気」は出ていない。これを求めるのは酷であろう。マンガだからこそ出来る演出だとおもう。逆にそれを切り捨て、映画としての完成度を上げたのではないかと思う。
ストーリーについて、あれこれ言うつもりにはまったくならない。ともかく日本人なら見るべき作品であると言い切ってしまいたい作品である。
ちなみに私の中の「映画で号泣ランキング」が塗り替えられた。これをこえる作品は出ないのではと思う。

実写の良さも感じました

原作を手に入れて約半年、ようやく映画を見ました。
非常に雰囲気のある漫画なのでどう描かれているのか気掛かりだったのですが、皆実の生きた昭和の広島の再現、緑が美しい現代の広島の両方を実写で見ることができて良かったです。
ストーリーも基本的に原作をなぞられていたので、映画の描く世界にすんなり入り込めました。原作にはない皆実と打越さん、弟の3人のシーンは、皆実の幸せなひとときを見せてくれてありがとう、という気持ちになりました。
麻生さんと伊崎くん、そして藤村さんの好演あっての映画です。現代のキャストには賛否両論あるのも頷けますが、七海役は田中麗奈さんしかいないと思います。
私たちの日常は、ほんの少し昔、ついこの前に辛い日々をおくった人々の人生の一続きにあるんだということを実感させてくれるお話です。原作もおすすめします。

「これほどまでに・・・

謙虚」ってタイトルにしたかったんだけど、あたらないな。
私たちを殺そうと思って、原爆を落としたのだから
=生きていてもいいのかな ってものすごく悲しい発想。
私を殺せてうれしいと思ってくれるかな って
こんなせつない表現、思いもつかなかった。
だけどこれって究極の怒りなのかもしれない。
作品全体は時間と想いのつむぎあい。
人は未来に向かってつながっていく。だから
この二人を選んで生まれてこようと決めたのだ。という言葉も
確かな救いとなってくる。

映像がきれい

映像がとても綺麗な映画です。
それに反して描かれている物語の内容は壮絶で深い意味を持つ物語です。
そのギャップが一層、物語の悲惨さと切なさを際だたせます。
役者さんの台詞一言一言が非常に印象深く残るのもこの映画の特徴じゃないでしょうか。

世界へ発信してほしい

最近邦画界は元気と言われてますので、追い風に乗っていい作品は
どんどん世界に発信してほしいですね。
この作品は「平和」の意味を静かに心に染み入るようなタッチで語って
くれる佳作です。
特筆すべきは女優陣の好演が際立っているという点でしょうか。
麻生久美子はまさに適役で、その儚い美しさに引きずり込まれます。
また田中麗奈も対照的な現代っ子を生き生きと演じています。
彼女の演技やキャラ設定に疑問を抱く方も多いようですが、私はいい
意味で本作を締めてくれたと思います。(戦争を知らない世代の感覚
としてはあれが限界でしょう)
そして彼女の幼馴染み役の中越典子もチャーミングな演技でした。
最後にベテラン女優藤村志保はさすがの名脇役ぶりで言うことなしでした。
私も含め戦争体験のない世代が映画製作の主流になった時、果たして「戦争」
をテーマにした作品が作れるのか憂慮します。
個々が日本にとって毎年巡り来る8月6日、9日、15日の歴史的意味を風化
させない信念を持つべきでしょう。
本作のような映画やドラマを通じてこそ擬似体験出来、平和の重みを考える
機会を得る事になるのですから。

皆美(麻生久美子)のはかなさと七波(田中麗奈)の最後の名セリフ

昨年夏に映画館で観ましたが、やっとDVDが出ますね。本作は、原爆の悲劇を直接的にではなく、原爆症で昭和33年に死んでいく皆実を描く夕凪の街と、彼女の姪にあたる七波がひょんなことから家族の歴史を尋ねる旅に出かけて自分の存在を見つめ直す平成19年が舞台の桜の国の2部で描く、昨年映画館で観た邦画の5本の指に入る傑作。
前半の夕凪の街では、皆実が「うちは、この世におってもええんじゃろうか」というセリフに代表されるように、原爆で死んだ人に対する負い目にさいなまれ、「生きとってくれてありがとう」と彼女を受けとめてくれる男性の愛に十分応えられないまま原爆症が発症して死んでいく。そのはかなさ・薄幸の人生を体現する麻生久美子の演技が素晴らしい。「幸せになってはいけんような気がする」というセリフの何と悲しいことか。原爆を生き延びた人が背負ってしまった苦悩を描く点では、これまた傑作「父と暮らせば」に共通するものがある。
後半の桜の国では、原爆の影を負った家族の歴史に向き合い、最後に「確かにこの2人を選んで、生まれてこようと決めたのだ」と両親・家族への思いを新たにする七波を田中麗奈が好演。特にこの最後の名セリフ(心の中の独白)は胸をうちます。個人的には、日本の若手女優の映画での名セリフとしては「恋する女たち」での斉藤由貴の野点シーン以来の感動的な名セリフで、これだけでも映画史に残るのではないでしょうか。
重いテーマですけれども、数々の名セリフが散りばめられて、原爆の惨劇を生き残った人やその家族の思いを的確に伝えてくれます。日本人はすべからくその思いを受けとめるべきでしょう。冒頭の写真のエピソードが後につながる場面等、細かい構成も見事。是非1人でも多くの人に観てもらいたい映画です。

被爆2世として感動しました。

 母方の祖父は爆心地から約500メートルで建物強制疎開作業中に被爆し、全身火傷で2日後に死亡。学生だった父は約3キロ地点で被爆し校舎の陰で無傷でしたが、黒い雨を浴びつつ避難しました。自分が子供の頃の広島には、ケロイドを隠そうともせず生活する人が沢山いました。自分より年下の被爆2世も、沢山死にました。
 父から色んな話を聴きましたが、この映画(原作を含む)は、本当にあった話だと思います。「原爆の子」、「ひろしま」、「黒い雨」等、名作は数多くありますが、切なく悔しいながらも、これほど映像的に美しく、前向きの作品は初めてです。若い人のみならず、むしろ被爆者や被爆2世に、子供達と一緒に観て欲しいと思います。
 最後に、監督と出演者及びスタッフに感謝します。

『被爆者』にさせられた3世代家族の素敵な物語。

 人類が開いてはいけないパンドラの箱が開いた。
 1945年8月6日軍都広島に投下 3日後の8月9日長崎に投下。
 広島では14万人死去。長崎では7万人死去。
 1945年8月6日をもって5人家族は3人家族になった。
 原爆が落とされた時から13年経過した 広島の下町風景から この作品は始まる。
 銭湯の場面は生々しい。女性達の身体にのこる被爆の痕跡。
 いつ「被爆者」として死ぬのか その不安に怯えながらも何も語らない『被爆者』。
 きわめて率直な 作品であり 『被爆者』のその後が 具体的に描かれている。
 一言で言えば、『被爆者』として差別されている家族3世代の物語。
 原爆投下された者たちは、投下した者の殺意と被爆したことによる自己の身体の異変、更に殺されつつある自己を感じながら生きているのだ。
 被爆者とは差別されている人たちであったという実情をこれほど明確に描いた作品は無い。
 「死ねばいいという声が聞こえる。自分は幸せになってはいけない。そっちの世界にいってはいけない」
 生き残った長女(麻生久美子)が プロポーズした男に語る台詞は辛い。
さらに、彼女は言う。「原爆は落とされたのよ」と水戸に疎開していた弟にもキッチリ言う。弟は「原爆が落ちた」と言ったのである。
 この一家の 物語を 長男の娘の目から 再発見させる。
 こんなにも 悔しい、無念な生き方をした 一家とそれをとりまく人間模様。
 この長男の娘を演じるのは田中麗奈。
 彼女は被爆した母の突然死、さらに被爆した祖母の死ぬ姿も生々しく見ているのである。
 こんなにも けなげな 娘が 今いるのだ。
 一度は 観ておく映画である。
 すばらしい完成度。

祈る気持ちが、心に刺さる

死んだんじゃないよ。 
殺されたんだよ。。。
こころに悔しい思いをいだきながら
自分だけでもなく、子子孫孫まで・・・
そんな苦しい気持ちを誰に言えばいいのだろう。
誰にも償ってもらえない・・・・
悶々とした気持ちを抱きながら・・・
だからこそ、
こんなことは二度と無いように・・・と
祈る気持ちが、心に刺さる。
そんな映画です。

原爆を知らない私たちのために。

劇場に2回観にいきましたが、悲しいやら、悔しいやら、切ないやらで
いろんな感情がこみ上げては涙しました。
自分の原爆に対する知識のなさに反省させられた作品です。
今までの原爆を描いた映画とは全く違い、
原爆から10数年経過してからを描いた作品なので
戦闘シーンが嫌いで、戦争映画を避けている人にもぜひ見ていただきたい映画です。
エノラ・ゲイ号の操縦士が「原爆投下は被害者をこれ以上出さないための最善の策だった」と
言っていましたが、この映画を観てもそういうことが言えるのか、と改めて思いました。
麻生久美子さんのやわらかい演技、田中麗奈さんの過去を見つめる強い眼差し、
セリフの一つ一つが心にジーンときます。

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