あの夏、いちばん静かな海。 [DVD]

あの夏、いちばん静かな海。 [DVD]

あの夏、いちばん静かな海。 [DVD]

DVD
監督:北野武
出演:真木蔵人
出演:大島弘子
出演:河原さぶ
出演:藤原稔三
出演:小磯勝弥
メーカー:バンダイビジュアル
発売日:2007-10-26

商品詳細・現在価格
カスタマーレビュー

情緒あふれる、傑作。

僕が一番最初に観た、北野 武の映画です。
聾唖ということを除けば、何て事の無い、ごく普通の恋人の物語。
別段、「あっ」と言わせるような描写も無く、まるで、カメラにたまたま写った情景を写してるかのようです。
この下手をすれば、観る側を「つまんないなぁ〜」と感じさせることを、まったく恐れていない作風は、なかなか異質かと思います。
しかし、僕自身は、とてもリラックスして観れたし、ラスト・シーンなんかは、胸にグッときてしまいました。
何なんでしょうか・・この作品は? 作品の説明では、恋愛物という位置づけになっていますが、僕は、あまりそう思いません。
あくまでも、ちょっとした日常の変化を具現化した作品・・・僕的にはそう思っています。
しかし、何故これが良いと感じるのか・・・良くわかりませんが、一度観ることをお勧めします。
北野武の意外な才能の片鱗を感じる秀作です。

1番好きな、北野映画。

凡百の映画人とは違う独特な視点での映画観で「生命の儚さ」を、ほのぼのとした透明感漂う美しい情景の中、
淡々と描かれている。
不器用とも思えるほどシンプルすぎる構成は、素っ気なさすら感じるが雰囲気があり、とても心地よい。
役者の演技も芝居がかった臭さがなくいたって自然体。映像も凝りながらも自然な感じで美しい。
それとは相まって、ストーリーは一見ほのぼのとしているようではあるが、残酷きわまりないというか・・・・
もの哀しい北野ワールドの真骨頂。
主演の真木クンの存在感も圧巻で、彼以外の人が演じていたら・・・なんて想像も出来ないくらいハマリ役。
砂浜にうち上げられたサーフボードのシーンや、ラストの回想シーンなどは、何回観てもどうしようもない哀しい気分にさせる。
事あるごとに、人に薦めたくなる大好きな映画です。
特に「日本映画なんて・・・」とか言ってる人には無理矢理でも観せたい映画です。

あの年、バブル景気の終わった頃、

1991年作品、北野武監督第3作、
前作でもっとも成功していた主人公達のデートシーンのみを拡大敷延したような純粋な青春映画の傑作、過剰なせりふまわしや表情による大袈裟な感情表現を完全に排し徹底的に押え込んだ演出でつづられる清々しくみずみずしい恋愛と友情の物語、最近の広告代理店主導のお涙頂戴映画にならされた観客には理解不能の高水準ともいえる、
主人公二人が聾唖なのでせりふは脇の俳優たちのみ、せりふなしでもこれほど豊かな感情表現を演出/編集できた点も監督の技量のすごさ、素人に近い俳優達やほんもののサーファー達ばかりの出演者の中で真木の先輩役の河原さぶだけが達者なプロ演技を披露しうまさを見せるが、どうせのことならこの役ももっと素人風の俳優のほうがよかったのではともおもう、
前作で多用されていた短いエピソードに見え隠れするあっけらかんとした青春映画らしい暴力シーンも本作で寺島進がでるシーンだけ、その代わりにおもわずクスッと微笑んでしまうような愛らしいコメディシーンがたくさん挿入されている、個人的にはバスに乗車拒否されたあとの二人の邂逅シーンの溌剌とした高揚感が忘れがたい、
この年、すでに首都圏のバブル景気は終了し行き場を失った金が地方へ向かっていた、結果、90年代後半の全国的なバブル景気の清算時期には地方ほど痛手が大きくなったわけです、そんな時代背景をなぜか北野映画全作品は少しも反映していない、同時代のプログラム・ピクチャー群が今見れば滑稽なほど時代臭が強いことと好対照、撮影された時代をまったく意識させない作風は小津やキューブリックに通じるとおもう、
本作から音楽を久石譲が担当、Kマークとともに北野映画のブランド化に大貢献することになる、

泣けました

 切ない恋。手話による感情表現がこれほどみずみずしく感じたことはなかった。
 できればハッピーエンドで終わらせてやりたかった。
 でも、悲恋に終わってしまったために、いつまでも心に残っているのかもしれない。
 傑作だとおもう。

今さら・・・ですが、これは名作です。

この映画の中で、大きな事件や出来事みたいなものはなく
若者たちが織り成す日常が淡々と描かれています。
それがすごくいいのです。
甘酸っぱく爽やかで、そして少し切ない。
かつて自分もその季節の中にいたが、今はもうそこから離れ、そこへは戻れない。
でもその季節に郷愁がある。
そんなジェネレーションの方におススメ致します。
恋人、妻、娘、自分が愛する人と一緒に鑑賞して
静かな感動を共有していただきたい作品です。

もっと評価されていい作品!

これは良いです。
北野作品の独自の間合いで、共に在るということが、
とても優しく表されています。
この監督にはこういう映画を撮れる力もあるのかと、
驚かされたものです。
ありきたりの恋愛映画に飽きた方は、ぜひご鑑賞ください。

サーフボードというモノサシ

説明とドラマ性を極限まで排し、キタノブルーと久石譲の音楽で押しまくった斬新な恋愛映画。陸から海を眺める透徹した視点が不思議な詩情を喚起する。
肝心要のはずのサーフィンのシーンをかなり大胆に省き、一方で主人公たちがサーフボードを抱えて歩くシーンを執拗に反覆する。この野心的構成が最後に活きてくる。
聾唖の男女2人は当然のことながら、会話によってお互いの気持ちを伝え合うことはできない。まさに「目は口ほどにものを言う」状況なわけで、本作品は2人の関係を、台詞抜きの映像のみで徹底的に表現している。
その際に重要な小道具となるのがサーフボードである。この映画では、「サーファー」よりも「サーフボード」を撮りたかったんじゃないのかと思うほど、サーフボードの存在感が際立っている。
サーフボードを持って歩く時、茂がボードの前を持ち、貴子が後ろを持つ。この物理的距離は、そのまま2人の心理的距離でもある。そのことは、(ギャグ担当の)ボンクラ2人組の1人が「後ろを持つのは女みたいで嫌だ」とぼやくシーンや、サーフボードを持った茂がバスへの乗車を拒否されたシーンからも明瞭である。サーフボードは2人を繋ぐものであると同時に、2人を隔てるものでもあるのだ。
このように見ていくと、茂が1人でサーフボードを持ち、その遙か後方を貴子が歩く光景は、別離の予兆と言えよう。最後にサーフボードが悲劇を象徴する役目を担うことは、その意味で必然だった。
ところどころに挟み込まれる笑いが、かえって静謐さを強調している。

呆然となるラストシーン

ラストシーンのあと、しばらく画面の前から動けなかった。
全編にわたって一切の感傷的表現を排して淡々と登場人物たちの表情を写していながら
最後の数分間にビッグウェーブのごとく押し寄せる感情の波。
そして何よりも鮮烈に記憶に残るラストショット。
こんな映画の撮り方があるものかと思わず鳥肌が立った。

サーフボードが二人に物語を作る

ボードが二人に新しい世界を見せ、違う土地へ旅をさせ、寂しい思いをさせ、別れをさせる。
そしてボードは思い出とともにどこかへと流されていく・・・
北野作品としては珍しく見るものへの拒否感がない。すんなりと北野世界へ入れてくれる映画だと思う。
海のように、きらきらと静かで美しい。最後の波の音が人の心を洗う。
初めてサーフィンに向かう真木のボードを後ろから支える彼女の笑顔のシーンにはドキッとさせられた。
なんというか、やさしさというか、男のやりたいことを応援するというか、それをニコッと一緒にさりげなく
持つ姿には参っちゃった。
最初っから胸が締めつけられる。

碧恋

北野作品は初期作品(キッズリターンまで)が抜群に良いです。
この作品を見てるとホントに心臓が苦しくなるほど切なくなります。
台詞が極端に少ないというところがいいです。
恋愛映画の純愛系ですが、彼女or彼氏と一緒に見るには適さないと思います。
是非一人でみてください。
泣けます。

商品詳細・現在価格
カスタマーレビュー

他にも…

菊次郎の夏 [DVD]
ソナチネ [DVD]
キッズ・リターン [DVD]
3-4x10月 [DVD]
HANA-BI [DVD]
その男、凶暴につき [DVD]
座頭市 <北野武監督作品> [DVD]
BROTHER [DVD]
Dolls [ドールズ] [DVD]
アキレスと亀 [DVD]

仁科仁美 高橋史子 遠野あすか 岩佐美咲 三輪明日美 於保佐代子 柳川慶子 にわみきほ 三浦真弓 北林明日香 菅澤美月 鹿島とも子 英玲奈 渡辺真起子 神戸みゆき 左時枝 清水まゆみ 松井潤子 畠田理恵 葦原邦子 日本の女優DB

スマホアプリナビ
ITMS ミュージックランキング

男優一覧 女優一覧

日本映画・邦画ナビ