好きだ、 [DVD]

好きだ、 [DVD]

好きだ、 [DVD]

DVD
出演:宮崎あおい
出演:西島秀俊
出演:永作博美
出演:瑛太
出演:小山田サユリ
メーカー:TCエンタテインメント
発売日:2006-09-22

商品詳細・現在価格
カスタマーレビュー

好きだ、 [DVD]

17歳から34歳へ…。あるカップルの17年越しの想いを繊細に切りとった一作。主人公のユウとヨースケを、高校時代が宮崎あおいと瑛太、17年後を永作博美と西島秀俊が演じ、違和感のない完璧なキャスティングだ。川辺でギターを弾く同級生のヨースケに、高まる想いを打ち明けらずにいるユウ。一方、ヨースケもユウの存在を忘れられないまま大人になり、17年後、ふたりは再会を果たす。<br> 本当に好きになった人には「好きだ」の一言が言えない。本作は、そんな誰もが経験したであろう切ない想いを、リリカルな映像で紡いでいく。石川寛監督は脚本を用意せず、設定だけキャストに与えて自由に演じさせるというスタイル。その分、ぎこちなさも感じられが、生身の人間のリアルな反応を発見することができ、新鮮な映像体験を味わえるはず。4人の俳優の“素”の表情を観られるのが貴重だ。ヨースケが川辺で弾き続ける同じメロディが、ふたりの17年間をつなぎ、いつまでも耳に残って離れない。まるでタイトルの「、」のような余韻で…。(斉藤博昭)

時間を止めて…

この映画の二人は17歳の瞬間から時を止めてしまったかの様だ。言葉ではなく相手の表情からでしか気持ちを読み取れない。社会に出て働いていてもどこか世俗から離れて生活しているような、独自の殻に閉じこもっているような内向的な日常風景。美しい空の景色が常に傍らに寄り添い、二人の孤独を内包する…
随分遠回りしたけれど、止まっていた二人の時間が動き出し、それからの未来を優しく見つめるラストが良かった。宮崎あおいの演技が高く評価されているが、これは正に永作博美の素晴らしさに尽きる。当時20歳の宮崎に透明感は感じられても、幾多の涙や哀しみ、殺伐とした人生の荒涼感を演じた永作には適わないと思う。ことばにならない想いが何気ない「間」や表情から切ない位伝わってきて、そんな彼女を素手で真っすぐに受けとめようとする西島秀俊の真摯さが素敵だった。 17歳にではなく、時間を経た大人が観る方が気持ちを汲み取れる映画。

4人の役者の演技のスゴサ(特に宮崎あおい)

めちゃめちゃストレートな題名の恋愛映画だけれど、作品そのものは、非常に静かなトーンで、二人の男女が時を越え惹かれあっていくのを淡々と描いていきます。決して、世界のどこかで愛を叫んだりはしません。(笑) 
「好きだ!!」ではなく、「好きだ、」というタイトルのニュアンスがこの映画を端的に物語っています。
前半は、17歳のユウの視点で、二人の淡い初恋を綴り、後半では、34歳になったヨースケの視点で、17年ぶりに再会したユウとの微妙な関係が語られます。とにかく間が多く、そして長いです。行間を読むというか、ヘタをすると、とても退屈な映画になってしまうところを、セリフではなく映像、演出で、何かしら感じさせる。
接写が多かったり、狙いすぎかなと思える演出もあったものの、田舎の素朴な情景と殺伐とした色の無い東京との対比も見事でした。
また、1〜2時間カメラを回し続けたり、台本が無かったりと、俳優の力量に負う演出もあったようで、4人の役者がそれに応えているのが素晴らしい。
宮崎あおいから永作博美へ、瑛太から西島秀俊へと、本来無理があるように思える17歳のときと34歳の現在。これがまったく違和感がなかったのは正直驚いた。

17歳の君には、まだ判る映画ではない。

石川寛監督、渾身の恋愛映画の主人公たちの年齢は17歳と34歳。
映画は一組のカップルの、この二つの季節を丹念に描いている。
とりあえずストーリーはベタでありきたり。
ワンシーンワンカットが長い上に展開が少なく退屈。
台詞が極端に少なく、文字通り言葉足らず。
それでも私はこの映画を「映画」として高く、高く評価したい。
恋愛映画にありがちなピーカンの青空ではなく
画面にはどんよりと曇ったくもり空が映し出される。
夕焼けや朝焼けではなく、暗闇の一歩手前の黄昏時が、
そして夜明け前の薄暗い早朝が映画の時間として選ばれ、
暗いライティングが二人の顔に翳を落とす。
恋愛映画の王道を真正面から裏切る情景。
しかしこの陰鬱な情景が、見事二人の心情を映し出す。
口に出せなかった言葉、秘めた相手への想い、
大人になってしまった17年の時を経て、なお堰を切る感情が、
菅野よう子の美しい旋律とともに
ゆっくりと胸の底から浮かび上がる映像は、時間を
封じ込める映画というメディアだからできたことだろう。
だからこそラスト、雪道を歩く二人が、明るい光の下
初めて真に寄り添うことができたという結末は、
長いトンネルを抜けた時に似た清々しさと、
高揚感と、未来への希望を強烈に印象付ける。
大人だからこそ描ける、ピュアな感動。
17歳の君には、まだ判る映画ではない。

石川寛監督の演出に脱帽。

映画には台本があって当然ですが、この映画は台本があってないようなものだったそうです。
役者さんは監督に「台本は忘れてくれ」と言われたらしいです。
実際、最初の方こそ台本通りに撮影していたそうですが、途中からは全く変わってしまったと語っています。
また、撮影方法も特殊で、何時間もカメラを回しっぱなしにして、自由に演技をしてもらうといった手法を採っています。
宮崎さんと瑛太くんのキスシーンは一時間半も回していたんだとか。
しかもどちらからキスをしてくれという明確な指示は出さなかったそうです。
これらのことを知っているかいないかではこの映画の評価は全く変わると思います。
この映画のなんとも言えない空気感はそのせいだったのかと唸ってしまいました。
この映画には「生」があります。
監督の手法を生かした役者さんと、役者さんの生の演技を切り取った監督に脱帽です。

実は大人のラブストーリー

ニュー・モントリオール国際映画祭最優秀監督賞を受賞した作品です。パッケージは宮崎あおいと瑛太の二人のアップなので,ただのアイドル青春映画だと思い,二人のファンではない私は見逃していました。基本ミニシアター系が大好きなので,この監督の前作「tokyo.sora」は劇場で観ています。その時はCFディレクターらしく,内容は悪くないけど映像が綺麗なだけで印象に残らないタイプだと思っていたのですが(こういうのも大好き),今回の作品は本当にドキドキして切なく,見終わった後も何度も映像を思い返してしまいました。
私の意見ですが,前半は宮崎あおいが主役ですが,後半は西島秀俊と永作博美が主役です。この後半の二人の演技が切なくて苦しくて何度も観返しました。観るたびに新しい感情が沸き上がってきます。そして映像がすばらしい。後半二人のシーンのアップは,女性監督が撮ったかと思うほど女性目線でドキドキです。ただ,中盤間延びしているところが残念に感じましたので星4つです。

恋愛映画で初めて良いと思った

 監督の意向で作品自体ほぼアドリブにより撮影されたそう
ですが、そのこともあり他の映画では無いような独特の間が
あります。この間が、特に高校生編では青春時代のあまずっ
ぱいドキドキ感を見事に表現しているなーと感じました。
 また、画の構図が非常に特徴的で、普通の映画なら人物を
中心に撮るところを、空の割合が非常に多くなっていて、映
画を観ているというより、日常に起こっている風景を傍観し
ているという印象を受けました。
 しかしこういった独特な撮影スタイル故に、非常に“癖”
のある映画になっているので、好きか嫌いかがはっきり分か
れる映画になっています。作品をまだ観ていなくてこれから
購入を検討されている方は、絶対レンタルDVD等で一度御覧
になってから検討されることをお勧めします。
 

好きな感じではある、が。

この作品の宮崎あおいはとてもいい。
自分の気持ちを上手く表現出来ない若かりし頃特有の、
ある種の危うさを含んだ澄んだ透明感を切なく演じている。
学生時代の映像は、風になびく青々と茂った土手の草や澄んだ空が印象的で、
それ故後半の映像は、夜やマンションの部屋の中、
コンクリートで囲まれた通路など陰鬱な雰囲気に包まれ、
大人になってしまった寂しさを際立たせている。
セリフは極めて少ない。
特に前半の学生時代はほとんど無い。
だけどそれがいい。
誰もが持っているであろう青春時代の後悔を、大人になってからの再生まで綴った物語です。
「寂しい」
一言でいうとそんな映画です。
永作と西島は、寂しさを体現させたら本当に切なく、
ハマリすぎていて見ていて辛い。

ああ、すごいものを観ちゃった、どうしよう。

劇場公開当時、観に行こうかどうしようか、
随分と悩んでグズグズしているうちに公開終了してしまった作品。
今回DVDで観て大いに後悔…失敗した…これは劇場で観るべきだった。
結構長いこと上映してたのに…自分のバカ…。
と、情けないボヤきはさておき。
不器用で、痛々しいほどに繊細で、純粋なものを、
何と美しく描いた作品だろう…。
「ああ、すごいものを観ちゃった、どうしよう」
観ている最中から観終えたあとまで、わけもわからず狼狽してしまった。
それほどに素晴らしかった。
どこまでも静謐なのに、「激情」を抑制された表現で見事に描いている。
情念とも愛情ともちょっとちがう。
不合理で理不尽でどうしようもなくいたたまれなくかったりする、
名前のつけられない、苦し紛れに「激情」としか呼べない、心の動き。
こういうのって、勇気のある映画のつくり方だと思う。
台詞が少ない。動きも、本当に少ない。
極端な場面では、真っ暗な中で、登場人物が一言も台詞を発さず、
ほとんど身動きすらせず、ただ立ち尽くすだけ…というようなシーンが
長回しで1分以上続く、といった具合。
冗長だ、とイライラする人もいると思う。
このように「台詞」「動き」といった「わかりやすい要素」は
徹底的にミニマルに抑えられている。
けれど、場面の空気、雰囲気、光の具合いや陰影、沈黙の中の登場人物の呼吸音まで…
こうした「そこに、わかりやすい形で【在らない】もの」の総体が、
逆に言語や動きで表されないものよりもずっと雄弁に、
観るものに強く、激しく、語りかけてくる。
…違うなぁ、語りかけてくるんじゃないな。
それら全ての中に、観る側がおのずから、自分の心の襞の奥の奥、
一番感じやすい、傷つきやすい部分に抱えているものを投影してしまうのだと思う。
だからこそ、こんなにも共振してしまう。
こんなにも切なく感じてしまう。
役者さんたちもすごい、の一言に尽きる。
表情、と呼ぶには微妙すぎる、わずかな口角の動きや呼吸の深さ・浅さ。
失礼ながら、ここまで微妙、繊細な演技ができる人たちが
こんなに日本にいるとは思っておりませんで…
(あんまり邦画を観ないのはこの先入観のせいかも)。
特に、宮崎あおいの存在感には圧倒された。
きれいだ、かわいい、といった容姿云々の問題じゃない。
何て清冽な存在感なんだろう…。
この作品の素晴らしさは、彼女に拠る部分がとても大きい、と感じた。

水門で待ち合わせ

17年前の時間の流れが同じ様な画面で断片的に表現されていますが、大人になった今この方が逆にリアルに感じました。感動させようとか泣かせようとかする作品が多い昨今、この作品は静かな中にも作者の意図に対し非常に共感する事が出来ました。

光と空気がすばらしい映画だ

頼りないギターの調べが印象的な映画なのですが、それ以上の見所があります。俳優たちの演技の合間にふっと差し込まれる空や川。そしてそこから感じられる空気が何よりもすばらしい。17歳の頃。都会の薄暗さとは違う、夕暮れ時の光。その光が主人公たちを包み込んで、物語の雰囲気を味わい深いものとしているのが印象的です。
ちょっと切なく、懐かしみの味わいのいい映画です。

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