ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

DVD
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド
出演:ヒラリー・スワンク
出演:モーガン・フリーマン
メーカー:ポニーキャニオン
発売日:2005-10-28

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カスタマーレビュー

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

トレーラー暮らしで育ったマギーのたったひとつの取り柄はボクシングの才能。彼女は名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願し、断られても何度もジムに足を運ぶ。根負けしたフランキーは引き受け、彼の指導でマギーはめきめき上達。試合で連破を重ね、ついに世界チャンピオンの座を狙えるほど成長。しかし、思いもよらぬ悲劇が彼女を襲った。<br> 2005年のアカデミー賞ほか数々の映画賞を受賞したクリント・イーストウッド監督主演作は、単なる女性ボクサーの物語ではない。これはボクシングを通じて知り合ったマギーとフランキーの絆の物語。マギーは亡くなった父の姿を、フランキーは疎遠になっている娘の姿をお互いに重ね合わせ、そこに「家族」を見いだしていく。しかし、その絆が強固なものになればなるほど、後半マギーを襲う悪夢にフランキーは傷つく。マギーを永遠に逃れられない苦しみから救い出したいけれど、それは神に背くこと。<br> イーストウッド監督はボクサーとトレーナーの関係を崇高な愛の物語にまで高めていく。ひとりの女性ボクサーの人生が、死生観まで考えさせる映画になったのは、イーストウッドの監督としての志の高さだろう。アカデミー賞では作品、監督に加え、ヒラリー・スワンクが主演女優賞、モーガン・フリーマンが助演男優賞を受賞。役者たちのパフォーマンスにも圧倒される傑作だ。(斎藤 香)

生き方と死に方と

 半分スポ根的な作品を想像していたけど、とんでもない。
死生観というと大袈裟だけど、「一生懸命生きること」は
「一生懸命死ぬこと」でもあることを考えさせられた。
(自殺って言う意味じゃなくね!)
 
 とにかく今おかれている状況は人それぞれ違うだろうけど、
何かしら感じさせてくれる作品だと思います。
久々に「ん~~。良い!!!」と思える作品でした。
心が静かにだけど大きく揺り動かされました。

アカデミー賞、主要4部門受賞は伊達じゃない!!

スクラップが時おり見せる静かなユーモア。そして、純粋なデンジャー君の存在もポジティブで、サイドストーリーのようなアクセントになっている。もちろん、映画の中心になるのは、女性ボクシングチャンプをめざすマギーのファイトシーンとフランキーとマギーの擬似父娘関係です。娘と音信不通のフランキーは、マギーという娘を得、父親を亡くし、身勝手な家族を持つマギーも、フランキーの中に自分の父の姿を重ね合わせる。そこに流れる愛情は、本物の家族よりも強い。フランクはマギーに、ゲール語(アイルランド語)の「モ・クシュラ」というリングネーム(?)を贈ります。その意味は映画の最後に明かされますが、この言葉の意味が分かった時、フランキーのマギーに対する気持ちが理解でき、ラストが意味深いものになります。
モーガン・フリーマンがアカデミー助演男優賞を獲っていますが、彼の演じるスクラップの存在は大きい。フランキーに影のように寄り添い、片時も離れようとしない。スクラップは、フランキーにとって自分の分身のような存在だ。人づきあいのあまりよくないフランキーに代わって、周囲との緩衝材になっている。互いに直接何かを言い合うわけではない。でも、あえて言葉にせずとも、互いに気心は通じている。意地っ張りのフランキーがいずれ受け入れることを先回りして受け入れ、準備を整えるのがスクラップの役目。フランキーの「心の声」の代弁者になっている。これが映画の最後に生きてくる。

生きることの厳しさ。重くて、深い作品

ハッピー・エンドな結末は予想しなかったが、やはり、と思うような展開で、テーマとしては重い。「ミスティック・リバー」に続き、間違いなく傑作と思う。しかし、身終えた後の感想は、心が辛くなるような思いだった。人生とはここまで厳しいものなのか。そして、生きるとはどういうことなのか。モーガン・フリーマンのナレーションが素晴らしい。ハッピーな人は誰も登場しない。とりわけ、田舎のホワイト・プアーの家に生まれ、13才からウエートレスをしながら自立して生きてきたマギーの人生は悲惨だ。生活保護を受けながら中古トレーラーで生活し、マギーに愛情のかけらもみせない母と姉弟。みんな孤独だ。マギーの懸命なトレーニングで、プロとしてデビューし、破竹の連勝。夢がかない、マギーはミリオン・ダラーベイビーになる。しかし、それが頂点だった。予期せぬ悲劇が起きる。こうしたプロセスの中で、フランキーとマギーとの間には父娘にも似た感情が生まれる。全身麻痺の状態でベッドに横たわるマギーとの会話は生きることの歓びと人生の辛さを見るものに考えさせる。短かい間だったけどマギーは幸せだった。燃焼したのだ。そんなマギーに付添い、いたわるイーストウッドの演技は素晴らしかった。敬けんなカトリック信者のフランキーは信仰上、やってはならぬことをして、マギーの望みをかなえ、行方しれずとなる。二人ともアイリッシュ系だが、フランキーがいつも口にしていた不思議なゲール語「モークシュラ」は「愛するお前は私の血だ」のような意味だったと記憶しているが、マギーが連れていってくれた田舎の食堂でパイを食べる淋しそうなフランキーの後ろ姿のラストシーンが悲しかった。

アカデミー賞受賞の名に恥じない名作

年老いたボクシングトレーナーと人生の転機を求めてジムを訪れた女性ボクサーが、ボクシングを通じて深める絆を描いて、2005年のアカデミー賞主要4部門を独占した作品である。
この作品が魅力的なのは、なんと言っても経験豊富な俳優陣の演技によるところが大きい。表情ひとつで枯れた男を演じて見せる主演のクリント・イーストウッド、猛々しい女子ボクサーを演じきったヒラリー・スワンクは言うにおよばず、ジムに住み込みで働く老ボクサーを演じるモーガンフリーマンの少ない台詞でも大きな存在感示す絶妙な演技が素晴らしい。
そして、前半から中盤にかけては常勝ボクシングの興奮をを充分に堪能させておきながら、後半ではその栄光からの急転によって人間の尊厳の意味を問いかける、アップテンポとスローテンポを上手く使い分けた物語の展開も技巧的だ。
キャスティングとシナリオのセンスが良さが光る、バランスの取れた傑作である。

極上のコラボレーション!

女性ボクサー、マギー、老トレーナー、フランキー、そして、雑役夫、スクラップの3人が織りなす極上の作品です。マギーがボクサーとして才能を開花させ、やがてタイトルマッチを迎えるまでは、いたってシンプルなストーリーですが、作品の世界に引き込まれました。
 まず、モーガン・フリーマン演じるスクラップのナレーションが実に効果的ですね。このナレーションでアカデミー賞を受賞したのでしょうか。ヒラリー・スワンクは、役に成り切っていました。ボクサーと紹介されても違和感ないですね。
 そして、イーストウッドは、随分、年を取ったものです。彼の若い頃を思い出すと、少し寂しい気もしますが、こんな素晴らしい作品を生み出すのですから、やはりタフですね。
 タイトルマッチの結果は、実に悲しいものです。ここから、マギーとフランキーの求めていた、家族愛に収束し、ゲール語の「モ・クシュラ」という言葉に行き着きます。(意味は、作品の中でフランキーから直接聞いてください。)
 エンターテイメントとしても傑作ですが、多くのことを考えさせられる見事な作品だと思います。

なにか書かずにはいられません

まだ日本で公開されてからそれほど時間が経っていませんが、
もうすでに歴史的な名画のひとつになっていますね。
脚本、台詞、演技、演出、音楽、全てに無駄がなく、シンプルにストレートに見るものの心を捉えます。
これを見ないで人生を終わるのは、非常に損をしていると思わせる傑作です。
数千円と2時間をこの映画にささげて向き合ってください。
見た人によって、いろいろな感想があるとは思いますが、
僕は、イーストウッドが言うようにラブストーリーだと思いました。
社会的、宗教的、倫理的面からもこの作品を語ることは出来ますが、
ここまで心を動揺させ、一番心の奥底に届き、感情を混乱させるのは、
ラブストーリーとしての力強さの部分です。
なんでこんなフィクションのお話に、我々はうろたえるのでしょう。
まったく、なんてものを作ってくれたんだろう、イーストウッド。
主演のヒラリースワンクの可愛らしさもすばらしい。
見た人全員が彼女に恋をするんじゃないですかね。

イーストウッド監督の意図を汲み取れるか。

正直、今まで「ミスティック・リバー」も「許されざる者」も、ほとんど無感動、というか淡々とした作風に、「同じアメリカ人監督でも、別な監督だったらきっと印象は異なるのにな」と思っていたのが事実。
しかし、この作品で、はじめて素直に感動を味わいました。
感動、と簡単に言ってよいのかどうかためらわれますが。
イーストウッド監督の意図を感じ取れるかどうか、によっても、この作品の評価はわかれるでしょう。
作品については、個人的には不謹慎かもしれませんが、マギーの生き方が羨ましい。
精一杯生きて、自分の意思で死を全うする。
それには愛(通常の男女の愛とは異なる)する人の手によって行われる。
共和党支持者でもあるイーストウッド監督が、あえて保守層の神経を逆なでするようなこのようなラストにすること自体驚きですが、それには建前だけではない、この世の普遍的な愛情と生死観がある、ということを理解し、それを映画としてエンタテイメントとしてでも表現したい、という監督の意思なのでしょう。
寝たきりになれば褥瘡は起きます。
どうしても。
足を切断することだって当然あります。
そういうリアルな面も描ききっているからこそ、私は初めてイーストウッド監督作で感動できました。
改めて、「ミスティック・リバー」などの作品を見直してみたいと思います。

人生は長さではなくどう生きたかに価値がある

イーストウッドの監督作はこれまで数本観てきたが、この作品以上に観た者の琴線に触れる作品はない。この作品がアカデミー賞に輝いた理由が最初に観た時に理解できた。言葉も出ないくらいの衝撃だった。しかし、この作品のテーマを真に理解するためには数回観ることが必要だった。私はこの作品の「テーマ」を「人生をどう生きるか」であると捉える。作品に登場する人物は皆、それぞれ違う過去を持ち、それぞれがその辛い過去を後悔している。だが、マギーだけは過去を顧みるでもなく、必死に未来を追う。その姿にフランキーもスクラップもあるいは観ている我々自身も自分の姿を重ねているかもしれない。もちろん語られない部分があるのは事実だが、それは大して重要ではないと思う。この映画で重要なのは辛い過去を顧みず、未来を追うマギーの生き様である。彼女の最期がどれほど悲劇的なものにしても夢を追うことには必ずリスクが伴う。この現実的な物語を映像化したイーストウッド監督を初めとする俳優たちに賛辞を送りたい。

尊厳の果てに

 本作は、ボクシングを通じて心を交わす師弟愛の物語であり、
家族を描いた物語であり、生命倫理に真っ正面から取り組んだ
尊厳を巡る物語である。
 女性ボクサー・マギー(ヒラリー・スワンク)と老トレーナー
のフランキー(イーストウッド)は同じ痛みを抱えている。崩壊
した家族へ届かない情。新居を購入しても感謝されず、手紙はい
つも封も切られずに返送されてくる。
 満たされず渇望する情熱を胸にサンドバッグをうち続ける日々。
その血の滲むような努力の甲斐あって、ようやく掴みかけた栄光
から最悪の形で滑り落ちていくマギー。そこに襲いかかる冷たい
家族の仕打ち。
 絶望に満たされた生活の中で、彼女が選択した道に戸惑うフラ
ンキー。しかし、そこで彼は気づく。彼女は精一杯生き、悔いの
ない人生を謳歌した。自らの力を証明してみせたこと、生きた証
を残したことに。
 そんな彼女が最後に望むことに反対できようか。
 葛藤し続けた末に彼は行動する。それは、これまでの人生を賭
けた決断だったのか。そしてどこかへ消えた。
 尊い命を持ってしても、解決しえない痛みや傷がある。犠牲は
救済と等価ではない。それは、挫折した家出少年がもう一度ジム
に戻ってくる程度の奇跡しかおこさない。それでも、フランキー
の生きざまをその娘へ語りかける友人(モーガン・フリーマン)
の視線は、悲しすぎるほどに優しい。

イーストウッドの映画はどれも例外なく素晴らしい!

 光と影のコントラストの奇蹟美が、観る者すべてを陶酔させるクリント・イーストウッドの新作は、重厚で、文学的香り漂う傑作だ。アイルランド系アメリカ人のプア・ホワイト層の、もう若くない女性ボクサーが、同じ出自の老トレーナーと巡り会い、チャンピオンを目指すという、劇的で、ハードな「明」の第一部と、一転、それが、この上ない悲劇的な展開となる「暗」の第二部からなる構成は、静謐で、ストイックな「力」が充満している。「ブロンコ・ビリー」でも「アウトロー」でも「許されざる者」でもそうだったが、社会の下層で生きている人々を見つめるイーストウッドの眼差しは、限りなく優しい。エキサイティングなボクシング・シーンより、深夜、ひとり、黙々とサンド・バックに拳を叩きつけるヒラリー・スランクの姿の方が、よりドラマティックで、感動的だ。スワンクが、モーガン・フリーマンの「寝場所」を見て、自らの人生と境遇と同じ匂いを感じ、瞬時に、信頼関係が芽生えるのも良い。スランク、フリーマンともに生涯忘れえぬ名演。フリーマン扮するスクラップが、デンジャーに接する優しさは、本当に涙モノだ。そして、我らがイーストウッド!アメリカ本国で物議を呼んだラストは、極めて、イーストウッド的な「誠実」さの顕れに他ならない。正に、今年のベスト1にランクされるべき作品だ。すべての映画ファンは、必見!

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