東京オリンピック [DVD]

東京オリンピック [DVD]

東京オリンピック [DVD]

DVD
監督:市川崑
出演:ドキュメンタリー映画
メーカー:東宝
発売日:2004-06-25

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東京オリンピック [DVD]

1964年10月10日から24日まで、東京で開催されたオリンピックの全貌を描いた長篇記録映画。ただし総監督の市川崑監督は、これを単なる競技記録の域に留めることなく、あくまでも映画作家たる自身の作品として着手した。冒頭、いきなり競技施設建築のためにビルを破壊していく映像からして従来の枠を超えたものであり、またあくまでも人間を描くという市川監督の意向は、勝者のみならず敗者をも、そしてプレイする選手の汗や鼓動こそを重視し続ける。そのため完成後、オリンピック協会との間に「記録か芸術か」という論議が沸き起こったが、カンヌ国際映画祭では国際批評家賞を受賞、国内でも大ヒットとなった。なおDVDでは劇場版とともに、市川監督が再編集したディレクターズカット版も鑑賞することができる。(的田也寸志)

大、傑、作。

この作品が、被写体の古さにもかかわらず現在の鑑賞にも耐えるのは、競技でなく、広く人間を描いているからに他ならない。それは単に、2000ミリというお化けのような望遠レンズで捉えた選手のクローズアップばかりではない。冒頭で展開する「破壊される東京」から、その視点はグローバルである。そして、時にシリアスに、時にコミカルに。後にソウル・バスが「グラン・プリ」のタイトルバックで真似たという、市川崑ならではの映像テクニックも全編満載だ。
その後、「札幌オリンピック」「日本万国博覧会」等の記録映画が制作されたが、どれもこの作品に影響を受けつつ“本家”を越える・・・どころか、足元に及ぶ作品すら出なかった。
市川の華麗なテクニックは、いまどきの映像に氾濫しすぎていて珍しくないかもしれないが、40年も前に、新しい映像の創造についての挑戦と実験を積んできた大先輩の偉業を、是非いまいちど見直して欲しい。

金字塔

個人的にはこれが市川映画の最高傑作。
完成当時は記録映画になっていないなどの批判もあったらしいが、彼の人間を見る目や、グラフィカルなセンスや、音に対する拘りなどがこれだけのでかいスケールで爆発しており、とにかく『映画』として素晴らしい。
そしてあの奇跡の閉会式シーン。
どんな反戦映画より、あのシーン以上に平和を求めるメッセージのある映画を私は知らない。
そこだけでも何度観ても泣いてしまう。
昭和史の遺産ではなく、ある意味「今こそ」見られるべき映画である。

~夢のあとさき~

1964年の東京オリンピックの記録映画。
巨匠市川崑がカメラ技法の粋を駆使してくみ上げた、前衛的記録映画。
ただの記録映画ではない、というか、これこそ記録映画だ、というべきか。
オリンピックという祭典の哲学、意義さえも包含した上で、普遍的な映像表現となっている。
あの日あの時の記録性という部分は幾分薄れるが、その分時代を越える。
現在のオリンピックに比すれば記録も、規模も、動くお金も小さいであろう40年も前のオリンピック。
なのに、今以上に輝いて見える。
全ての人が祝福しているように見える。
選手と観客が近く、国の垣根を越えた瞬間がたくさんあるように思える。
これら感想も、そのように演出された映像が生み出す幻想なのかもしれない。
それでも、オリンピックの目指すところはここにあるのだと、あるべきだと、封じ込められた声が聞こえる。
「人類は四年に一度夢を見る」
語られるこの台詞が、幸せで、切なくて。
まごうこと無い、名編です。
劇場公開版とディレクターズカットですが、公開版の方が長々としているものの、大作感は強いので、自分の好みはそちらの方です。
あまり大きな違いはないように感じました。

東京オリンピック

タイトルまで書いてクドイようだが、あえて書くが(市川昆監督の東京オリンピック)はオリンピック映画として、最高の出来ばえで、面白く愉快であり又感動もあり、風景描写も美しく、広角・望遠・どアップ・スローモーションを使い飽きさせない作品に仕上がっている。 映画監督でなくてはここまで編集が出来ないだろうと感心させられた「映画」東京オリンピックです。

ゆっくり流れる悠久の時間を生きる人々が素晴らしい。

アベベが走りゆくその後ろをゆっくりゆっくり流れていく沿道の人々、音楽がピークを向かえると、不思議なすがすがしさをいつも感じることができる、実際には相当バタバタした光景だったと思うのですが、それを視るだけで最高の作品だと思います。それに、開会式の選手入場と音楽、国名のさりげない出し方等がたまりません。

国民が誇れる記録映画の傑作

この映画が上映されたとき、時の建設大臣が「訳がわからん、作り直せ」とのたもうて、別に"公式”記録映画が作られたと言ういわく付きの作品。
そのせいかフィルムセンター以外の公的機関で収蔵している所は少ないようです。映像は今みても素晴らしく、汗が飛び散ってくるような感じまで受けます。
金メダルの記録と言うよりアスリートの美しさを重点においた作品で、30年以上の歳月を感じさせない世界に誇れる東京オリンピックのドキュメンタリー映画ですよ。

追悼・大好きな市川監督

東京オリンピック」は、小学校で引率されて町の映画館を貸し切りで鑑賞したが、その経験は強烈だった。
子供の目にもその監督の想像力、独創性はよく伝わった。
あの暗闇のなか、その色彩と映像と沈黙の音に、ぼくは興奮し続けていた。
筋肉の躍動するスローモーションや、アベベ選手の黙々と走る長回しの、粒子の荒いフィルムが映るスクリーンに目を釘付けにした。
子供の頃のことだから、後になって知ったことだが、「賛否両論」と巷の大人の間ではわかれていたという。
「国民映画だから記録映画らしくしろ」みたいな阿呆な意見があったという。
それを知って、あの映画を理解しないなんてよほどのバカだろうとしか思えなかった。
案の定、政治の世界より国民意識レベルが先に行くことが多いように、それは未だにそうであるだろうか。
多くの日本人は、市川監督の、この世界に紹介される独創的な記録映画を喜んだ。
市川監督は晩年、「ぼくは映画の職人」を極めたい。という目標をお持ちだったという。
その老境ですら、映画づくりに関心を失わない監督の言う「職人」の意味は、深いと感じた。
ぼくにとっては創作者として「りっぱな」、大好きな市川監督の御冥福をお祈りします。

最高傑作です

1964年10月、テレビにかじりついて見た東京オリンピックです。翌年映画になった時に見た印象は正直「高尚すぎて・・」というのが、当時中学生であった率直な感想でした。40年の時を経て見た「東京オリンピック」は、「傑作」の一言です。映画は事実(記録)のデータベースでないことを再認識しました。この映画が発表された時は協会ともめたように記憶してますが、この映画が「東京オリンピック」の名前を後世に残させたように思います。いまにし思えば協会の大英断だったということでしょうか。マラソンのアベベの表情はまさしく「求道者」です。こういう雰囲気のある選手がいなくなりました。

46年後の今、感じること

華やかなイベントの裏側や真実が、鋭く描かれています。
普段はなかなか映し出されないレース前の様子やスタッフなどの表情が
とても面白く、最初から最後までまったく飽きずに鑑賞できました。
この東京オリンピックが決定・開催されたとき、日本中は随分浮かれていた
ようですが、製作側の視点には戦争で敗戦した国の人間の冷静さがあらわれて
いると感じました。
でもそんな冷静さの中にも、あたたかさも感じます。
また、独立したばかりの小さな国の無名選手をクローズアップしたのには、
今までは自分たちのことばかりで精一杯だったけれど、他国のことに目を向け
られるようになった余裕がうかがえます。
この映画で特に好きなのは、「古きよき日本」も映し出していること。
観客の女性に和装や割烹着姿の人が多いこと・自転車レースのコース沿いに
あるわらぶき屋根の家・弟もしくは妹をおんぶして観戦する小さな男の子など、
今の日本では見られなくなった風景が心を打ちます。
「後々、こんな風景は見られなくなるだろうってことを見越して製作したの?」
とも思いましたね。
でも、マラソンのときに一緒に走る人がいるのは、今も変わりませんね(笑)
そんなふうに、昔と今の日本を比べてみるのもおすすめです。
それにしても、今のスポーツ中継も、有名選手ばかりとりあげたりタレントを
呼んでギャーギャー騒ぐばかりじゃなく、この映画のようにいろいろ映したら
もっと面白くなると思うのですが。

記録映画。

そもそも、
「映画」なのです。
「記録映画」という言葉、
それってなんでしょうか?
記録、なんて言葉は付けたい人が
付ければいいんじゃないでしょうか。
もし、付ける事を強要するような事があれば、
それは間違いです。
この作品は、
そういったしょうもない人々のゴタゴタを
浮かび上がらせる程の最前の素材が、
素晴らしい映画人と運命的に巡り会い、
ごくごく、当たり前の営みを描き出した
「映画」なのでしょう。

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