切腹 [DVD]

切腹 [DVD]

切腹 [DVD]

DVD
監督:小林正樹
出演:仲代達矢
出演:岩下志麻
出演:石浜朗
出演:丹波哲郎
出演:三國連太郎
メーカー:松竹
発売日:2003-11-22

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カスタマーレビュー

浪人の怒り 爆発!

~「切腹」という潔い題名と主演が 仲代達矢に 惹かれて買ったのですが オープニングからエンディングまで 
すごい気迫と緊張感で画面に目が釘付け状態。
浪人 半四郎役の仲代達矢の 怒りと復讐に燃える恐ろしい目に圧倒された。
中庭で淡々と語る場面と復讐に燃え すさまじい立ち回りを魅せてくれる半四郎の みごとな静と動の演出。
~~
現在にも通じる理不尽な政治の犠牲者だと 感じられるものがあり 半四郎の怒りに共感し 無念さに打ちのめされた。
悪役の三國連太郎に 今の政治家を思い浮かべる人も少なくないだろう。~

密室時代劇の最高峰

江戸屋敷の庭先という最小限の空間で織り成す復讐劇。じわじわと暴かれる武家社会の虚実。仲代演じる主役の立場で感情移入するものなら、透かさず理詰めでやり返してくる江戸家老の三國のふてぶてしい演技。最後までどちらが正しいのかがわからないままラストへと突き進む、最初から最後までまったく隙の無い緊張感の持続。この醍醐味こそ、かつてあった時代劇の到達した日本映画の底知れぬパワーの一つだと感じるものです。決してバッサバッサと切り倒せないリアリティ。いずれ屋敷内で切り倒されるにせよ、到底かなわぬ鉄砲で撃たれ、鎧にしがみ付く最後が、仲代の成就を象徴するのなら、何事も無かったように取り繕う三國の手際良さは、今後何百年も続く変わらぬ武家社会の象徴でもあり、その対比がすばらしい。

個人的なことで済みません

個人的な話で済みません。昔、小学校低学年の頃、近所にチャンバラ好きの子がいて、その子は何故か「切腹するぞ、竹光で」と良く言っていたのです。それ以来しばらくの間、切腹は正式には竹光でするのものだとばかり思っていたのですが、大学生になって初めてこの映画を名画座で見て、思わず身を乗り出しました。あの子はこの映画に影響されていたことが初めて判ったからです。しかし、そんな小さな子供にこの映画を見せるのは絶対にいけません。件の場面の凄惨さは、そこに被さる武満徹による前衛的で不気味な琵琶の調べと共に、生涯、抜き去ることができないほどの衝撃を脳裏に焼き付けてくるからです。その衝撃はやがて、理不尽な武家社会そのものへ、そしてひいては現代社会にもありとあらゆる場面に存在している人間の当たり前の情を無視して「うわべだけを繕おうとする」仕組みや制度に対する激しい怒りへ駆り立てることになります。小林正樹の演出は、余分な説明を一気に削ぎ落とす一方で、自分が必要だと思った場面は物語の流れが緩慢になることなどおかまいなし、これでもかと言わぬぐらいしつこく描き込んでくる粘着性のもので、正に木下恵介直流、日本映画の王道を行くものだと感じます。1963年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞したのも当然、これ見ずして日本映画を語る無かれと言いたい、日本が世界に誇る映画史上の傑作です。

圧倒的!

私はこの映画を数年前アメリカで観たが、まったく圧倒されてしまった。時代状況を反映した唯物論的「切腹」の解釈であり、仲代達也、三国連太郎をはじめとする、往年の名優が繰り広げる演技も、今となっては少々舞台がかって見えはするものの、その迫真性は比類がない。今日これに匹敵する映画を製作するのは困難ではないだろうか。戦後日本映画の最高傑作と呼ぶにやぶさかではない。

鬼気迫る演出と映像美学!

「切腹」を見たときの衝撃は凄かった。日本映画にも、こんな鬼気迫る演出をする監督がいたのだ、という驚きと、内容の特異な凄さ、シネスコサイズに拡がる白黒映像の芸術的素晴らしさに、ひたすら心を揺さぶられた。特に、靜と動の対比を明確にした映像の、見事な構図の美学!
あと忘れてならないのは、禁欲的とも言える、張りつめた緊張を持続させる映画に、さらなる緊張と不気味さを与える、現代音楽の気鋭、武満徹の音。いや、音楽ではなく、まさに奇抜な音である!
また、すぐれた脚本(橋本忍)があり、優れた役者(仲代達矢)を起用したことも成功の大きな要素であることは言うまでもない。

緊迫感に満ちた時代劇の傑作。そのリアリティに圧倒される

思えば60年代は日本の時代劇の黄金時代であった。世に名高い「用心棒」「椿三十郎」「赤ひげ」の黒沢三作品だけでなく、名作、傑作が多い。小林正樹監督の「切腹」も「拝領妻始末」に並ぶシリアス時代劇の傑作といえる。小林監督の作品はそのあまりのリアルさゆえに娯楽性にやや欠け、人気では黒沢作品には劣るが、内容的には凄みのある重苦しいほどの迫力を持つ。私は圧倒的なリアリティをもつこの作品が大好きだ。脚本は橋本忍、キャスティングも素晴らしい。娘婿の敵を討つために単身井伊藩屋敷に乗り込む津雲半四朗に仲代達矢、老獪な家老に三国連太郎、この二人の演技が素晴らしい。制作時仲代が30歳、三国が41歳というから驚く。演技力もさることながら圧倒的な存在感だ。現在を基準に考えると信じられない思いがする。物語は胃がぎりぎりするほど重苦しく、緊迫した展開をする。死を覚悟して娘婿の仇討ちに単身井伊藩屋敷に乗り込み、老獪な家老に対峙する。二人のやり取りが見物だ。「武士道残酷物語」ともいえるが、見る側を最後まで緊張させる。リアル時代劇の最高傑作のひとつに違いない。これまでビデオしかもっていなかったが、廉価版がでたのでようやくDVDを購入。久しぶりにきれいな画像で観た。最近はビデオで観るのが辛い。しかし、日本映画の旧作DVDは高すぎる。数がでないから売値を高くしているのだろうけど、値段がこなれればDVDに切り替える人も多いのでは。こうしたDVD化を多く望みたい。

最高傑作

仲代達矢の鬼気迫る演技。三国連太郎の憎たらしい江戸家老。
封建社会の矛盾をこれほど完璧に描いた作品は少ない。
武満徹の音楽もすばらしい。
黒澤明と並ぶ小林正樹監督はもっと再評価されるべきと思う。
のちに製作された上意討ち拝領妻始末もこれと並ぶ傑作とおもう。
早期DVD化を望む

仲代達矢凄すぎ!

熱で死にそうな赤子を助けるため、背に腹を変えられぬとばかりに、ある大名屋敷に押しかけ切腹に出向いた貧乏浪人。
その意気や天晴れ、ということで召し抱えられた先人の例に倣って、彼も仕官を期待したのだ。
しかし彼は翻意を許されなかったばかりか、竹光で切腹させられてしまう。
時が経ち、また同じ大名屋敷に一人の初老の浪人が押しかけ切腹に来た。
老中は先の浪人の話をしてこの浪人の翻意を促すが、彼は「本当に切腹しに来たのだ。いささかも構わぬ」と譲らない。
この浪人、実は・・・・・・。
何ともスリリングな時代劇。
当時29歳の仲代が、全く違和感なく初老の浪人になりきっており、その演技力にまず驚愕。
「わはははは」という彼の笑い声の、その豪快さに家のテレビが震え??。
老中役の三國連太郎もネチネチした感じが全身から滲み出ていて凄い。
救いようのないオチも含め、はっきり言って後味が悪いタイプの一種の政治ものだが、仲代の演じた浪人の行動に痛快さを強くおぼえる、文句なしに楽しめる時代物を代表する大傑作。

とにかく観てほしい

この映画、ある種サスペンスのように展開するのでネタをばらすのような余計なことは
とても言えない。
実際に自分で観てみて判断してほしい。
脚本が秀逸です。
特に後半の津雲半四郎と井伊家の家老の問答。まったく互角。
言いよどんだり言葉に詰まったら、即座に相手が優勢になる。
それほどお互いの言い分に説得力がある。
どう返すのかという時、劣勢側は手の内が少しづつ明らかにし、流れを変えていきます。
情と非人情のテーマではありますが、
実戦経験のある侍と、戦ったことがなく形ばかりが先走りしている侍との対比が見事。
正座している侍の姿が美しい。武家屋敷も荘厳。動揺を相手に見せまいとするプライドの高さ。
モノクロで良かったと思うほど重厚で見ごたえのある映画です。

傑作。リアリズムの極致。日本映画の誇り。

 1962年当時の日本映画界の活力。それを確認することができる。何度観たことか。時代劇の範疇に入らない。脚本は橋本忍。監督は小林正樹。役者は、その後日本映画界で神として讃えられる者たち総登場。なかでも仲代達矢はこれ以上望めない演技。いや、見事。この作品を1962年に作りあげた人たちに感謝。この作品を観ないで、「時代劇」を語ることは不謹慎。
 「竹光で切腹させる」
 かような状況に追いやった井伊家の武士たち。
 わが娘、わが孫の死。婿を竹光で切腹させた井伊家への異議申し立て。復讐するは我にあり。仲代達矢は29歳。かれの演技が輝く。この作品を早く観ていたら「時代劇」にたいする見方も変わっていたであろう。日本映画で特別扱いすべき作品。リアリズムの極致。この作品を作りあげた日本映画界に誇りを感じる。日本国民、必見の作品。

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