まあだだよ デラックス版 [DVD]

まあだだよ デラックス版 [DVD]

まあだだよ デラックス版 [DVD]

DVD
監督:黒澤明
出演:松村達雄
出演:所ジョージ
出演:香川京子
出演:井川比佐志
出演:油井昌由樹
メーカー:パイオニアLDC
発売日:2002-09-06

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まあだだよ デラックス版 [DVD]

黒澤明監督が敬愛する随筆家・内田百ケン(松村達雄)の後半生を、その教え子たち(井川比佐志、所ジョージなど)が主宰する「まあだかい」を主軸にしながら描き出していくヒューマン映画。 <br>現代では失われがちな師弟愛の美しさや尊さなどが、黒澤作品独自の極彩色の映像美でつづられていくが、そこには黒澤監督自身が歩んできた幼い日への憧憬が多分に込められているとみていいだろう。黒澤モノクロ映画時代を支えた名女優・香川京子が主人公の愛妻として久々に黒澤映画出演を果たしたことも、ファンにはうれしい話題だった。 <br>なお、黒澤監督はこの後『海は見ていた』の映画化を試みるも果たせず、また『雨あがる』の脚本を記すなどの活動を続けていたが、結果としては惜しくも本作が遺作となった。(的田也寸志)

叙情的で美しい

上質で、そして暖かい映画です。劇中、ほとんどBGMが流れませんが、登場人物たち、実によく歌います。「仰げば尊し」、こんなにいい曲だったなんて。そして、先生の言う「ありがとう」という言葉、愛情に満ちていて、ステキです。日本語の美しさや、日本の曲の豊かさを認識します。大好きな映画です。
得点映像のディスクは、正直いって黒澤を持ち上げすぎのところが鼻につきます。せめて役者インタビューはほしかったです。

素晴らしき遺作!!

黒沢明監督作品は前期と後期とではその方向が全く異なっている。前期は明らかに観客を意識した痛快娯楽だったが、次第に社会風刺が入り、最後は芸術作品へと昇華していく。黒沢後期の作品を「裸の王様の独りよがり映画」と言われるが、黒沢前期からのファンには後期の作品の出来映えには全く満足できなかったことだろう。後期は黒沢監督は明らかに自分の為に映画を作っていたのだと思う。それはまさに絵画のようだ。個人的には「まあだだよ」は黒沢作品の中で一番好きな映画である。晩年、小津安二郎監督の映画を何度も何度も繰り返し観ていた黒沢監督は「こんな映画を作りたい」と漏らしたそうだが、「まあだだよ」はそんな監督の願いを実現した映画だった。ストーリーは何のことはないが、鑑賞後「人間」や「人生」について深く感じさせてくれる作品であった。普通の人生は何と美しことか!!名作を観たい方へお薦めです。

黒澤監督最後の作品。

監督がご存命中につくった、最後の作品ですね。
私はまだ、黒澤監督の映画はこれしか見たことが
ありませんが、とても好きな映画です。
寺尾聡が、すごくいい味を出していると思いました。
言葉少な(ほとんどない?)でも、存在だけで
演技をしている、というか。何ともいい世界をつくり
出していると思いました。
あとは、所ジョージ。
えっ、黒澤監督の作品に所ジョージが出てるの?!って
思いましたが、これもまた、はまっています。
こんな先生に出会いたかったな、とも思わせられた
映画でした。

面白かったです

内田百'フ先生ってこんな人だったんだ!
飄々とした松村達雄さんが可愛らしかった。
泥棒に張り紙をしたり、禁客寺、南山寿、
教え子たちとのやりとりと面白かった。
猫が行方不明になって落ち込みまくったり、
暗闇を怖がったりと、微笑ましいなぁ〜。
「好きなことが分かったら頑張りなさい」と
子供たちに残すセリフも胸に響きました。
人間らしいユーモアに満ちたドラマで、
最後の夕日の色がとても美しく心に残った。

これじゃ小津安二郎・監督みたいだ、、、(小津作品は名作などではない)

「椿三十郎」などは好きだが
これは最初の一時間ダラダラし過ぎて
見るのに根気が要る。
中盤から(漸く)監督の言わんとする事が見えてくる。
「(当時の日本の)師弟と社会の美談(今失われつつある)」とでも言おうか。
それにしても(描写が)長過ぎ、、、
黒澤作品に共通して言えるが
「男らしさ」の”深層部分”が描かれてない。
この作品でも人・師弟・社会の美談が描かれてあるが
その深層部分の描写が見えない(時代劇など他の作品も)。
私に言わせるとそこが(深層部分)描かれてないから
「なぜ美談になるか」の説得力に欠ける。
美談=「男らしさ」「立派」が表面的な部分の描写に留まってる。
あと「猫」だが
出て行きたくて(自然に自ら)出て行ったのに
意気消沈する飼い主と、猫を探し出そうとする皆の美談(?)、、、
(しかしここに猫の視点が無い)
果たしてこれは美談だろうか???
(出て行く事は自然な事だから落胆する事は無い)
落ち込む飼い主も飼い主だが
それを説得しない皆も皆だ。
それを美談とする事に違和感を信じる。
※ちなみに冒頭の、
生徒が教室でタバコ吸ったらしい場面で
主人公の教師は全く叱らないが
あれでは教師失格だ。私なら絶対許さない(あれは譲れない一線のはずだ)。
なのに皆で「わっはっはー♪」と和やかな雰囲気、、、(「ありえねー!」)

教師って

私も教員をやっていますが、ここでの「先生」は私にとってはある意味では理想像です。ここまで教え子に思われるのはやはり教員にとっては幸せであることは事実でしょう。
もっとも、ここに描かれているすべてが理想であるという訳ではありませんが。
教員の理想像って何だろうと考えさせられる作品だと思います。

ノラや、おまへは何処に居るのか

百聞先生の晩年を色々な随筆からお話を繋ぎ合わせ、ひとつのまとまった映画にしています。
頑固でとぼけた老先生のフザケタ笑える話からほのぼのと始まり、後半は嫌というほど泣かされます。最近流行りの安っぽいお涙頂戴ものとはレベルが違う。
百聞を読んでいて話を知っていても、受ける衝撃が尚も大きいことに驚かされます。
個人的には、コレとフランダースの犬で泣かない奴は人間じゃないと思う。
いっそ弱っているとき、泣きたいときにこそ観てみたら如何でしょう。

これが遺作になるとは・・・

 黒澤明のファンとしても、そして内田百のファンとしても少し残念な映画です。
 確かに、黒澤監督がこの映画を撮るにあたって主題とした古き良き「師弟愛」というものは十分に描かれていると思いますが、内田百のファンとしては如何せんやはり百役の松村達雄氏がミスキャストだったように思います。確かに松村氏の演じている百は、生徒に愛されるであろう可愛いおじいちゃんなのですが、実際の百はもっと頑固で偏屈なくそじじいだったようです。百の魅力の本質はそんなくそじじいでありながらも、生徒に愛されるというところだと思いますし、百と弟子との間の愛情も、そんな百の嫌なじじいだけど憎めないという人間性に根ざしているところが大きいと思うのです。そういった師弟関係での微妙な心理というものがこの映画にはあまりでていないように思えます。黒澤明ならそういった細やかな心理も描けたと思うのですが、やはり年だったのでしょうか、黒澤明のファンとしてはそこら辺がいまいち煮えきりません。
 そんな中で、この映画最高の見所といえば、所ジョージの存在でしょう。巨匠黒澤をして「所君の映画は水のようだ」と言わしめたほどの彼の存在感は、並み居るベテラン俳優を押しのけて圧倒的に輝いています。
 この映画が黒澤明の遺作となってしまったということは、この映画の完成度から言って多少残念なことに思えますが、心温まる良質な映画であるということはできるでしょう。

師弟愛の映画と見るか、百鬼園の映画としてみるか

 百鬼園(=ひゃっけん、と変換できないので、別のペンネームの方で表記)の飄々としたユーモラスな生き方の魅力がよく出ている映画だと思う。ただし、彼の場合、借金苦にまつわるエピソードを描かないと、その魅力が半分しか伝わらないと思うので、そこが個人的に減点理由。
 
 貧しさや戦争といった苦境でも飄々と生きる百鬼園の生き方は、今の時代でもとても魅力的である。が、凡人にはそう簡単に真似できない境地のものでもあるので、黒澤は百鬼園に魅かれる周囲の人間の目線で脚本を書いたのだろう。なので、単なる師弟愛の映画として捉えると、不自然な映画になっちゃうんじゃないかなあ。
  
 なお、所ジョージの出演が当時も今もまず語られるが、彼の演技自体は素人芝居の域を出ておらず、その存在感を足しても並のデキである。むしろ、井川比佐志(好演)や寺尾聡(またしても!)の安定感の方が、この非日常的な程に濃厚な師弟愛を自然なものに見せていたように思う。

NO.63「ま」のつく元気になった邦画

<元気コメント>
 恩師・・・それは小学校の音楽の先生であったかもしれないし、中学校の社会科の先生だったかもしれない。
 「人を敬う」とはなんといい言葉だろう。 

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