鉄道員(ぽっぽや) [DVD]

鉄道員(ぽっぽや) [DVD]

鉄道員(ぽっぽや) [DVD]

DVD
監督:降旗康男
出演:高倉健
出演:大竹しのぶ
出演:広末涼子
出演:吉岡秀隆
出演:安藤政信
メーカー:東映ビデオ
発売日:2001-12-07

商品詳細・現在価格
カスタマーレビュー

あなたに起こる小さな奇跡

飛行機の中、TV放映で幾度か見ましたが、今回家で落ち着いて観たくDVDを購入しました。
『字幕表記』が選べるのもDVDならでは、耳の少し遠くなった私にはありがたいオプションです。
浅田次郎の原作は何本か映画化されていますが、『鉄道員(ぽっぽや)』は作者の意図がスクリーンに忠実に反映されており秀逸です。
高校生になった雪子に建さんが最後に言う台詞、何度観ても涙があふれます。

”鉄道員(ぽっぽや)の信念”

高倉健さんの作品の中で、”鉄道員(ぽっぽや)”が好きでDVDを購入しました。廃線の決まった北国のローカル線と同時に定年を迎える佐藤乙松駅長(高倉健さん)の鉄道員としての信念をつらぬいた感動する作品です。不器用で鉄道一筋に生きる佐藤駅長は、仕事一筋で駅長の職務をまっとうする姿に身の引き締まる思いで見ています。それが一人娘の死、そして妻の死を乗り越えてきた男の姿だと思いました。妻の死に目にあえなかった悔しさなど、さまざま困難を乗り越えてきた鉄道員の信念を高倉健さんが厳しく演じている作品です。主人はこういう生き方ができたらいいと見るたびにいつも言っています。女の私には、もう少し家族優先にしてほしいという思いがありますが、佐藤駅長の生き方に共鳴しております。DVDのジャケットの風景がこの作品にマッチしてとてもいいように思います。

切ないファンタジー。

何度見ても泣けてしまう。
不器用な昭和の男といえばもう、健さんしかいない。
何にも前情報もなくこの作品を見た。
広末涼子演じる娘が幽霊なのか、健さんの幻想だったのかは分からないが、
とにかくビックリした。
なんだか「シックスセンス」的なやられかたをしてしまった。
で、嗚呼、日本人がシックスセンス的なものを撮るとこうなるんだなと、
一人得心した次第です。
仕事のために家族を犠牲にしてしまう、不器用な昭和の日本の男が描かれています。
今や個人主義や利己主義は欧米だけのものではなく、この日本にも着実に浸透しています。
仕事とは何でしょう?
「おとさん」にとって仕事とは、列車を滞りなく走らせ、駅を守ることでした。
列車に乗る人達の為の大切な仕事だったのです。
「おとさん」にとって仕事とは、自分だけのためのものではなかった。
列車を使う人達のためでもあった。
どんなことがあっても家族を犠牲にしちゃあいけない。
しかし図らずも、人のために自分達が犠牲になってしまうことも厭わない、
そんな人がいたっていい。
国を守るために戦地に赴く兵士達も、こうではないだろうか。
平成生まれの人達には理解し得ないかもしれない、昭和の不器用な男のファンタジーです。

ちょっと涙出た

北海道の寂れた終着駅の廃止を前に、家族に先立たれて独りになっていた駅長の最期におこる奇蹟を描いた作品。
内容を全くしらずにDVDを購入、高倉健主演であったこともあってリアルな物語と思っていたが、クライマックス近くで浅田次郎原作であることを思い出した。ネタは早々にわかってしまうのだが、職業人の責任と家族とのジレンマによって積み重なる苦悩や後悔を解放する手法としてこのような展開になるのは、わかっていても心を打つようで、思わず涙が出た。本作を見てすぐに原作を購入したが、そちらは短編で約40ページの作品。どちらが優れているかを論じたレビューもあるが、どちらもそれなりにいいと思う。原作と映画の違いは人形であるが、はじめてできた子供に日本人形(映画)を購入する方がキューピー(原作)よりも心が入っていて、画としても乙松にも合うし、それに手を加える母親の念も入る。しかし、その人形を一目見ただけで、持ち主がわかってしまわないようにするためには、キューピーのように量販されているありきたりのものでなければいけない。このように映画と小説ではそれぞれの状況を考えた上での設定であり、これらの優劣はつけられないように感じた。乙松を縛り付ける責任の象徴であるものが通証(タブレット)であることや、娘の作った味噌汁で胸が熱くなった理由も映画ではわかりづらいのに対して、原作では理解しやすい。一方で、乙松の人柄を理解し、後悔や疑念に感情移入するためには、短編で読むよりも十分に時間をとっている映画の方が優れているようにも思える。他にも比較すべき点は多いが、どちらもできはよく、原作を見ることで、映画も面白くなるのは間違いないと感じた。
人によって評価が分かれるのは仕方ないが、星4つはあってもいい。

幌舞駅

DVDで、この映画を見て感動しましたので、先週映画のロケ地 幌舞駅に行ってきました。
レンタカーで旭川空港から「北の国から」で有名になった富良野まで約1時間
それから又約1時間で幌舞駅に行けます。
幌舞駅の駅舎の内には(本当は、JR北海道の幾寅(いくとら)駅)出演者のサインや高倉健さんが映画で着ていた特注の衣装、台本等が展示されています。
駅前には映画で使われた食堂、トイレなど4つの建物がそのままあります。
みなさんも機会があれば、是非行ってみて下さい。

至高の一作。

本作が高倉健の最高傑作というつもりはない。でも熟成されたワインの味わい、とでもいうべき「味」がある。名匠・降旗組が木村大作のキャメラで高倉健を撮る。もうこれだけで「至高」なのだ。同じ感覚は三船の「男はつらいよ・知床慕情」にもいえるのだが。鉄道員一筋で生きてきた男が、JR北海道の意向による廃線に伴い職場を失う。それ以前にも大事な妻と娘・雪子を失くしている男は、今後何を目標に生きていけばいいのか。そんな父親を案じた娘が、天国から「もういいよ、お父さん。お父さんは何も悪くないよ」と迎えに来るのだ。父は娘の作った鍋をつつきながら、人生でもあまりなかった至福の時を過ごす。もうここからは涙なしでは観られない。木村大作カメラマンはとにかく高倉健にフォーカスを合わすので、背後の広末が本当に「幻」に見える。これはもはや芸術の域だろう。全てを理解した父は娘と抱擁を交わして、翌日自分も妻と娘の待つ地へ旅立った。まさに「これぞ映画!」という仕上がりだ。それにしても本当に北海道ロケの作品には傑作が多いなあ。本作も10年振りくらいに観たが、評価変わらずの5つ星です。

乙松を縛りつけた「くびき」

原作は浅田次郎の短編集の一話。よく中学生が読書感想コンクールに出している。受賞した感想文は「私なら仕事より愛する人の方を優先する。」というのが多い。原作だけ読めばこうなるのは当然だろう。
映画化にあたってはJR北海道が全面的に協力しているが、「問題になった」のが駅長の仕事。乙松はユッコが死んだ日に「ホームの雪をはねて、日報に『本日異常なし』と書いていた」だけではない!! 列車の安全運行のために、タブレット閉塞作業を行っていたのである。具体的には「鉄道員」のタイトルの後に、乙松が操作している赤い箱のこと。簡単に言うと、単線で列車同士が衝突しないように1個だけ出される「通行手形」である。
夜中に赤ん坊の具合が悪くなっても、乙松は翌朝静江にまかせて列車に乗せるしかなかった。交代要員が来るまでは、選択肢はなかった。
仙次の妻が「静江をひとりで病院に送り出したこと」を責めても(あらかじめ申請していたら年休を取れただろということ)、「危篤の知らせに直ぐに来なかったこと」を責めてないのも全く同じ理由である。
だから17年後にユッコが現れたとき、乙松は「赤い箱=乙松を駅に縛りつけたくびき」に手を置いて泣いたのである。
世間の評価は原作の方が映画より高いが、私の評価は全く逆である。やっと授かった娘にセルロイドのキューピー人形は買うまい。写真が1枚も残ってないはずもない。
降旗(監督)は日本人形やアルバムに張られた写真と寄せ書きを見せている。おさえるべきところはちゃんとおさえている。

ロケ地を訪ねた後で見てみたけど、こんなに胸を締め付けられるような作品だったとは。

北海道は富良野でロケが行われたこの作品の舞台となる駅と「だるまや食堂」に、こないだ旅行の際に寄ってみたけど、いまでも、だるまや食堂くらいしか、少しでもにぎわいを感じさせるところはなくて、映画でなくても本当にさびしいところだった。
というわけで、ロケ地を見た後で、この作品を見たわけであるが、主役が健さんだということぐらいしか前提知識がなかったので、こんなに胸を締め付けられるような作品だったとは思わなかった。
昔は炭鉱でにぎわった駅に蒸気機関車が力強く汽笛をならす。そんな人生のスタートを切り、駅長に出世した乙松こと健さん。大竹しのぶ演じる妻と結婚して、しあわせな人生をおくるはずだった。
それが、いつのまにか、炭鉱もなくなり、蒸気機関車も、一両のみのおんぼろ電車になり、家族も...
最後に登場する広末があまりにもかわいいうえ、演技で堂々と健さんとわたりあっているのに感動。
広末が駅員帽をかぶって敬礼するシーンが、この作品のクライマックスだ。

反時代的なダンディズム!

この映画の中の健さんは実に静かだ。
派手な立ち回りも、アクション・シーンもない。
しかし、北海道の吹雪の駅に一人立つ健さんは、不器用で、一途で、自分の仕事を全うしようとする、少々時代遅れのいつもの健さんだ。だが、その反時代的な生き方が醸し出すダンディズムは、この映画の中でも、静かな「男の美学」として観る者の心を打つ。
ただ、他の多くの健さんの映画と違うのは、死んだ娘との「再会」という、最も涙を流しやすい題材をベースにしている点だろう。確かに、見え見えの「お涙」ちょうだいの劇だが、死んだ肉親に、たとえ「幽霊」であっても会うことができるなら、という人間の永遠の「夢」を描いているがゆえに、「通俗」ではあっても、共感を呼ぶ映画になっている。
また、脚本が良く練られているからだと思うが、淡々とした「ぽっぽや」の日常に、回想場面をうまく織り交ぜながら、登場人物の背景を描いていく構成はお見事。
静かに生き、そして静かに死んでいく健さんの美学に、北海道の雪はよく似合う。
「やくざ」映画とは一味違う高倉健だが、「健さん」はやはり「健さん」である。

名作デシーカの同名タイトル映画に甚だ失礼な内容の映画

浅田次郎の著作は大体が、本作品もそうだが幽霊が出てきたり(椿山課長の七日間など)、地下鉄から降りて階上に上がると昭和30年代であったり(地下鉄に乗って)と所謂ドラエモンの”どこでもドア”の様な内容設定が多く、文章で感動させるというより意外性で興味を引くというタイプの作家である。所詮小説や映画だからそんな物であろうと思うが、余りにも荒唐無稽で馬鹿馬鹿しくなる。この映画も亡くなった雪子の黄泉がえりとして小学生、中学生、高校生となって現れるが、高校生の広末の演技がもう一つで感情移入できない。また高倉健が野外でも屋内でもどこにいても同じ制服のままというのは現実味に欠ける。もし勤務途中での広末との夕食であれば制服姿のままであるのは理解できるが、もし勤務中であるとすると”アルコールを飲む”という行為は安全を最重要視する鉄道員にとっては最大の”職務規程違反”であるから、本来は勤務終了していると理解する。ならばなぜ屋内で制服を脱いで普段着に着替えないのか?健さんの制服姿が格好いいからというだけの映画になってしまっている。とにかく設定が理解不能な映画で、また3月に廃線が決まったという矢先の乙松の急死というのも大竹しのぶの死と異なり事前に全く病の兆候が無いのであるから、唐突で、つまりはお涙頂戴の映画に過ぎない。棺桶を運ぶシーンは明らかに中が空と分かる軽々とした運び方で、演出のへたくそが如実に分かる。
とにかくデシーカの鉄道員と同じタイトルを付けて、先輩の名作を冒涜するのはいい加減にして頂きたい。

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