さびしんぼう [DVD]

さびしんぼう [DVD]

さびしんぼう [DVD]

DVD
監督:大林宣彦
出演:富田靖子
出演:藤田弓子
出演:樹木希林
出演:浦辺粂子
出演:小林聡美
メーカー:東宝
発売日:2001-07-25

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カスタマーレビュー

さびしんぼう [DVD]

高校生のヒロキは、ひそかに思いを寄せる美少女に「さびしんぼう」と名づけ、いつも遠くから眺めていた。そんな彼のもとに、ある日突然「さびしんぼう」と名のるピエロ姿の少女が現れ、次々と騒動をまき起こしていく。 <br>『転校生』『時をかける少女』に続く「尾道3部作」の最終編。大林宣彦監督が故郷の広島県尾道市を舞台に、思春期特有のときめきをセンチメンタルに描いていく。ロマンチシズムも3作中一番強い作品で、ショパンの「別れの曲」が印象的に使われるなか、富田靖子が2人の「さびしんぼう」を巧みに演じきっている。尾美としのりをはじめとする大林ファミリーも総出演。公開時には黒澤明監督からも絶賛された秀作である。(的田也寸志)

青春とは?

10代というのは甘酸っぱかったり、切なかったり、やるせなかったり、実は子供で自分をうまくセーブできず、残酷な面もあるんだなあとこの映画を見て改めて思いました。特に初恋というのは厄介だ。成就しても苦しいし、破れても死にたくなるほど苦しい。
この映画の素晴らしいところは、童話的でありながら、ユーモアの要素が入ったり、前述の青春の残酷さも真正面に向き合って、決して感傷に流されてないところだ。
大人になってからではしょうがないけど、自分にとっての10代ってのは今から考えると、なんの先入観も持たず、目につく物にすぐ飛びついて、人目をはばからず笑いたい時に大笑いし、泣きたい時に大声で泣いて、いくらでも食べられた。
青春というものは、25歳くらいで終わるものでなく、一生続くものじゃないのか?例えば恋をするということは、かなり若いエネルギーを必要とする。恋は一生できる。10代で報われない時期だった人でも20代、30代で取り戻すことができる。
少なくとも大林宣彦監督の青春映画を見てる間の自分はいつでも10代に戻ってる。

富田靖子を最大に生かした傑作

ヒロキの憧れの美少女、百合子の身の上で何が起こっていったのかの確たるものは最後まで明かされなかったが、それがこの映画が深く心に残るものにしていると思う。
それは、百合子の「反対側の顔は見ないで下さい」という謎めいた言葉で、ヒロキにも、そして、見ている私にも「詮索はしないで」という少女の悲痛な叫びと共に、何か宿命を受け入れる覚悟のような爽やかさや強さすら感じさせるのではないかと思った。
さらに、そんな全てをまとめて好きになれという、普段は何を考えているのか分からず、何も言わないおかしな坊主であるヒロキの父親の言葉が意外にも響いてくるのである。
この作品でも、「映像の大林」は十分に堪能できるが、このような絶妙の間合いも大林監督の見事な面であり、黒沢明が絶賛したというのもうなづける。
富田靖子の演技が良かった。気品と奥ゆかしさのある、今では死滅した(?)清楚な女子高生を自然に演じていた。もう一役の得体の知れない「さびしんぼう」も、正体が分かる前からも、時おり母性的な優しさが滲んでいた。
また、ベテラン俳優陣も実に良い味を出している。コメディー部分さえもっと良ければ、邦画史上屈指の作品と思う。

尾道最終作

前半部分のシモネタを使った場面や出演者達の大げさな演技が後半部分の演出を一層高めていると言うのは、はじめ見たとき思いましたがやはりインタビューのときに監督がそれと同じようなことを言ってました。
 私はこの作品は旧尾道三部作の中で一番好きです。旧尾道シリーズは別れがひとつのテーマになっているので見るときは泣いてしまうのですが、この作品が一番泣けました。いわゆる感動シーンを長く見せているので実に気持ちよく泣けました。
 それと、DVDのほうが劇場未公開バージョンのエンディングなのでこっちの方が好きです。

青春とファンタジーの裏にあるもの

この作品はもっとも私的な映画で「さびしんぼう」は
青少年期から大林さんの中にある造語であり想いだっ
たそうです。
大林映画といえば、なつかしく甘酸っぱい青春ファン
タジーが代名詞ですが、その裏にはいつも相対的な闇
というか影がある。さびしんぼうではなんの事もない
普通の家庭の裏に、両親は恋愛結婚ではなく母は息子
に想いを寄せた人の名と「別れの曲」を、父は薄々と
感じ、知りながら一緒にいることに感謝をしている。
家族とは脆く、小さな事で崩れてしまう様な儚さと、
いつしか繋がる想いと絆を自然に描いている。
それは「ふたり」「とんでろじいちゃん」などでも描
かれてる。
映画とは虚構の世界だから闇の中でそれぞれの想いを
通して見て欲しい。
だから皆がやり過ぎと思ったり、不自然だと思う事も
夢の中で感じてって語る大林さんの世界の中でみんな
受け止められてる気がして本当すごい魅力的な人だ。
アクションや大爆発、特撮等に何億も費やした派手な
CG映画が主流の今はその場で楽しんで後に残らない。
死の病も記憶喪失も甦りもない日常の中で人の想い、
感性を広げないと感じれないそんな映画をちょっと
不思議な表現を交えて創っていって欲しい。

秀作です・・・

永遠の愛という普遍のテーマが,現在と過去の交錯する尾道という小さな街で,少年期の微妙な心理という形をとって,美しいショパンの調べに導かれながら進んでゆきます。前半部分は,やや興ざめのする喜劇に思えますが,後半部分になると,それがクライマックスへの布石だったとわかります。観賞後,胸が熱くなるのを押さえられない秀作です。

「お~い、さびしんぼう」

「お~い、さびしんぼう。」このフレ-ズがすごく好きです。なんだか監督が観るもの一人一人にやさしく呼び掛けているような気がするのです。3部作中最も愛された作品と監督自身が言っておられますが、パブリックに受けるというよりは好きな人個人個人にとっての「大切度」みたいなものは一番大きい作品だと思います。全編を通して流れるショパンの「別れの曲」とともに何時の間にか映画に溶け込み尾道の路地を歩いているのです。前半のドタバタと後半の切ないシーンが続くコントラストも見事で、父とのお風呂のシーン、百合子に会いに行く、彼女の辛い現実に耐えるもう一つの横顔を知ったヒロキ、激しく降り出す2月の雨、冷たい雨の中でヒロキを待つさびしんんぼう。スクリーンの前で私もズブ濡れになっていました。
ラストはけっして断定はしていない。みるものに判断を委ねようという意図に思えます。答えはこの映画を観終わった時の幸福感の中にあります。

ぜひ一度観てください

”美少女”と”へんてこな女の子”の二役を演じる富田靖子が、ショパンの「別れのピアノ曲」をバックに素晴らしい演技をみせてくれます。
「”人は人を恋うるとき誰でも”さびしんぼう”になる。」
この言葉に反応した方は誰でも”さびしんぼう”を観る資格があります。
男子高校2年生の少年を通して尾道を舞台とした青春を誰でも体験することが出来ます。
大林映画の特徴でもあるユーモアを伴ったロマンチックな展開が観るものを楽しませながら感傷的な思いを体験させてくれます。
特典映像では大林監督がこの映画に対しての深い思い入れを語ってくれますが、これだけでもこのDVDを観る価値が有ると言えます。。
監督が少年の頃にいかに映画に夢中になっていたかという話を聞かせてくれます。しつこいくらいに。
”さびしんぼう”という題名の映画のシナリオは、なんと10本以上は書いていたというほど、大事に大事にしてきた”さびしんぼう”が、この映画で遂に完成をみたとのことです。
そして、もう一つ、大林監督が紹介する”シネマパラダイス尾道(映画の街「尾道」を紹介するJAL制作のビデオ)”が付いてきます。
僕も特典映像だけでもとても”得した”気分になれました。
尾道三部作の三番目の映画といわれていますが、”転校生”の時に知り合い”時を掛ける少女”で結婚しこの”さびしんぼう”で赤ちゃんを連れて監督に挨拶にきた若い夫婦がいたそうですよ。
大林映画に関心を持ったあなた。どんな映画か気になったら、なにはともあれ一度観てみましょう。

橘百合子さんのもうひとつの顔とは・・・

あるところで不思議な投稿を読んだ。百合子さんは実は遊郭の娘であった、だから、寺の住職になるべく運命付けられたヒロキとはいっしょになれないのである、という。根拠としては、ふたりが分かれたお稲荷さんの風景が、遊郭の雰囲気にそっくりであること、百合子さんは高校生なのに母親の形見の着物を着ていること、大林監督の裏設定としても百合子の家庭がそういうものであったこと、があげられるという。
 しかし、わたしは疑問を感じる。父親が病気で貧しい生活をしていたことは事実だろうし、そのことが百合子さんのもうひとつの顔であると考えるのが自然なのではないかな、とも思う。

女性の純愛は凄い!

さびしんぼうがお寺の階段で雨に打たれながら、ヒロキを見つめて心を語ります。「ヒロキさん」「私、ヒロキさん 大好き」 女性の純愛って、永遠なのですね。私の青春時代の初恋がちっちゃく思えました。

あの時代に富田さんが存在してくれて本当に良かった

自分自身の出来事と相まって、とても思い入れのある作品です。当時、感傷的な気分の時などによく見たものでした。邦画の中で最初に買ったDVDもこれです。
さて、20年近く経ってから見直してみると、当時はさほど気に留めなかった「痛ましくも輝かしき、わが少年の日々に捧ぐ」という監督の言葉が、今はとても心に沁みて、当時とはまた違う味わいを与えてくれます。まぁ、さすがに序盤のドタバタ部分は、演出の意図が分かっていても、もうちょっと何とかならなかったのかとも思いましたが..。
大林監督は、最近「転校生」のセルフリメイクを撮りましたが、本作品のリメイクは難しいような気がします。この少女にリアリティを与えた当時の世相も勿論あったと思いますが、この役の表現者としての富田靖子(それに藤田弓子も)という傑出した才能を、今現在他者で見出すことが出来るだろうか?と思うからです。又、自分の過去(青春)に対する集大成を残したい、といった監督の強い情熱も感じられます。製作時期が監督にとってのタイミングと符合したのかも知れません。
富田さんの存在と、監督の情念にも似た情熱、この二つの結び付きがあったからこそ、忘れ得ぬ映画になったのであろうと思います。

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